私が活動を始めた頃
2012年頃、まだLINE公式なんてありませんでした。
SNSも今ほど強くなくて、むしろmixiやブログの方が中心。
私はまずブログで発信を始めました。
最初から販売をしていたわけではなく、必要なことを書き、
必要な人に届けばいい。そんなところから始まりました。
当時はブログを書く時代だった
今はSNSだけで全部完結する人も多いけれど、当時はまずブログに書くのが当たり前でした。
Twitterやmixiは「更新しました」と知らせる場所。
本当に伝えたいことは、ブログに置いてありました。
東日本大震災をきっかけにTwitterが広がった時期。
2012年頃はまだ、私の感覚ではmixiの方が近い存在でした。Twitterは情報を流す場所。mixiやブログの方が、人との距離が
近くて、ちゃんと話をする場所だった気がします。
連絡はメールが当たり前
申し込みや相談は、基本的にメールでした。
SNSのDMでやり取りをするというのはもっと後でした。
必要な連絡は後から見返せるように、きちんと残る形でやり取りする。それが普通でした。
そしてメッセンジャーについてはLINEはまだ出来上がって間もない頃でした。メッセンジャーで使っていたSkypeは連絡用でなくセッション当日に使うためのものでした。
予約についてメールでやり取りをして、その時間になったら
Skypeを繋ぐ。今みたいにLINEの中で全部完結させる文化とは、
かなり違っていました。
ブログで発信を続けるうちに、ネットショップが必要に
ブログを書いているうちに、次第に考えるようになりました。
「これはちゃんと商品を置く場所が必要だな」
だから私は、ブログの中だけで案内をするのではなく、
ネットショップを作りました。
必要な人が、自分で見て、選べる場所を作りたかったからです。
最初から、内容と金額は見える場所に出していました。
ネットショップを作るなら、何を扱ってるのか、いくらなのか、
最初から見えるようにしておきました。
それが実家の客商売の中で育った私の中では当たり前でした。
今みたいに、「詳細はLINEで」「価格は登録後に案内」
という形は、当時はまったくありませんでした。
FC2では最初に特商法を書かないと
掲載できなかった
当時から使っていたFC2では、特定商取引法を書かないと、
ショップを掲載できませんでした。
販売者名、連絡先、返品について。
そういうものは、最初から書いておくのが当然だったんです。
特商法は、「ちゃんとしているアピール」ではありません。
私にとって、特商法を書くことは飲食店をやるなら営業許可や
衛生管理が必要なのと同じような感覚です。
ネットで物を売るなら誰が何をいくらで売っているのかを書く。
それは、店を開くなら当たり前のことでした。
「詳細はLINEで」に違和感がある理由
最近は、「詳細はLINEで」「価格は登録後に案内」
という形をよく見かけます。
でも私は、それを見ると少し落ち着かないのです。
何を売っているのか、いくらなのか。
外から見えないまま登録させるのは、私の感覚では、店の前に
値札もメニューも出ていないのと同じだからです。
「時価」が許されるのは特別な店だけ
値段を最初から出さなくても許されるのは、寿司屋や高級バー
みたいな、「そういう店だ」と分かっている場所だけだと思っています。
ネットショップで「価格は後から」は、初めて入る人に、
時価の店へ案内するようなもの。
だから私は、最初から値段を出しておきたいのです。
私の店には、説明札と値札を付けている
私は内容も価格も最初から見える場所に出しておきたいのです。
だから、今の魔法書店にも、ちゃんと説明札と値札を付けています。必要な人が、自分で見て、「今の自分にはこれだ」と選べるように。
2012年から始めた当初から、その形だけは変わっていません。
私は、祖父が始めた自営業の店をしている家で育ちました。
周りには、小さな商店街があって、八百屋さんも、肉屋さんも、みんな値札が付いていました。当時行きつけのお寿司屋さんも、
高級店じゃないから値札がしっかりありました。
だから私は、今でも「何をいくらで売っているのか」が見えない店が落ち着きません。
バーはそういうお店多いので、会計の時に戦々恐々とします。
なので、「魔法書店」の魔法書って値段ついてない、超高級な
プレミア物の印象ありますよね。
でも、私の魔法書店には説明札と値札を付けています。
未だに客商売を実家でしていた時の感覚があるからです。
原風景は大事だと思っております。
魔法書店、Passage of time is bridgedはこちらから
つい先日、新しい魔法書を3冊入荷いたしました。
決して安い魔法書ではないですが、ファンタジー世界の金貨10枚(設定によっては10万~100万)とかするものではありません。
もう少しだけお手軽に自分だけの「魔法」が使えるようになる。
1回使って終了の魔法スクロールですら金貨1枚とかするので、
ずっと使えるのならばお手軽かなと考えてます。
そんな位置づけです。

