乗り遅れたバス 、次のバスは30分後。
バス停裏の公園からは、”カキ~ン”という乾いた音が聞こえていました。
音の正体は、
かつての「ゲートボール」に変わって見かけることが多くなった
『グランド・ゴルフ』のボールを打つ音でした。
グランド・ゴルフは、
1982年(昭和57年)に島根県で考案された生涯スポーツの一つ、
ということです。
みなさん、楽しそうのプレイされていました、
中には、座り込んでいる人のいましたが…。
必要な道具、用具は、
専用のクラブ、ボール、スタートマット、ホールポスト。
これらの道具を自前で揃えようとすると、それなりの費用が掛かりますが、
ここでは町内会の備品だということでした。
ホールポスト
下の輪の中に入ればOK。(直径30センチくらいでした。)
公園、河川敷、校庭など場所を選ばず、コース設定が自由なので、
いつでもどこでも出来るのが特長。
また、特に難しい技術も必要としないので、
老若男女、性別を問わずにプレイができるのも利点のようです。
3打でホールポストに入れるのが基本で、
打数によって得点は増減、「ホールイン・ワン」もあるとのことです。
6月下旬で連日の真夏日。
みなさん帽子着用、肩に腰にと水分補給のボトルを提げていました。
グランドゴルフは、やってみたいと思いました。
もっと、色々と話を聞きたかったのですが、
そろそろバスが来る時間です。
今度のバスに乗り遅れることは許されません。
バス停に着くと、バスが坂道を降りて来るところでした。