鎌倉のGWの人出は予想外に少なかったようで大きな混乱もなく、

鎌倉駅周辺での観光客対策は”肩透かし”だったようです。

 

小町通りからJR横須賀線の線路沿いに入って、

小町踏切の手前を窟(いわや)小路への向かう路地は「新七ツ長小路」

これからの季節には、

鎌倉駅に入る横須賀線が通るたびに

カンナやタチアオイ、オニユリが大きく揺れる、

嫌でも暑さ感じる夏らしい風景を見ることになります。

 

そんな線路沿いの小路にある駐車場に、

2台の『人力車』が仲良く並んで”駐車”していました。

 

 

今では日本各地の観光地で人力車が走っていますが、

鎌倉で人力車が初めて走ったのは1984年(昭和59年)頃のようです。

 

人力車をよく見かけるのは、

大町と小町の境で滑川(なめり川)に架かる人力車の撮影スポットで

赤い橋の琴弾橋(ことひき橋)や妙本寺。

扇ケ谷(おおぎがやつ)の寿福寺、英勝寺などでもよく見かけます。

雪の下の大倉幕府跡や源頼朝の墓周辺も。

 

若宮大路と小町大路との間を通る宇都宮小路にあるのが、

大佛次郎旧邸を囲む重厚な大和塀の黒塀。

この黒塀と向かいの大和塀との路地を通る人力車には趣があって、

魅力的に映ります。