GWも終わって、子どもたちの心は早くも夏休みへ?
大人たちはブルーな気分で出社、それとも元気もりもりでしょうか。
連休明けの雨に気分も滅入りがち…。
花水木が終わって、
同じ仲間の『山法師』の花を目にするようになりました。
近年は、公園や街路樹ばかりではなく、
マンションなどの入り口に園芸種の山法師が植えられているのを
見かけることがよくあります。
山法師
白い4枚の”花びら”は、
「総苞」(そうほう)と呼ばれる葉が変化したものです。
ホントの花は中央に咲く小さな花の集まりで、
総苞はその花を守る役目を持っています。
さらに総苞の白には、
虫たちをおびき寄せるための山法師の戦略も隠されています。
花が咲くと遠目には、
いかにも涼し気に初夏の淡雪が積もったように見えます。
近づいて見ると私には、
緑の葉の上で白い炎が燃え上がっているようにも見えます。
山法師
軽快な装いと枝ぶりの花水木とは違って”ゴツイ感じ”は否めませんが、
野趣豊かな初夏ならでは装いです。
秋の紅葉、赤い実も魅力的です。
山法師 咲けば近づく 旅のあり
(稲畑汀子)