今朝の横浜は冷えました。
氷点下にはなりませんでしたが、最低気温は0.8℃。(最高気温10℃)
この冬一番の冷え込みでした。
久しぶり見た霜柱…
踏みつぶしたくなるのは、”じっと我慢”…。
こんな日の夜は、『湯豆腐』でも食べて温まりたくなる気分です。
湯豆腐で思い出すのは、2015年7月に閉店した、
野毛にあった居酒屋『武蔵屋』の湯豆腐です。
閉店間近の「武蔵屋」に並ぶ常連さん…
(2015年7月下旬のスケッチから)
「居酒屋」と書きましたが、看板も暖簾もありません。
それと知らなければ、通り過ぎてしまう普通の民家でした。
武蔵屋のご主人が亡くなられた後を継いだのは、娘さん姉妹の二人。
69年間、何一つ変わらなかった「武蔵屋の流儀」は、
燗は土瓶、酒は「コップ酒三杯」※まで。
酒の肴は、シラスと鱈(たら)の入った湯豆腐。
※お客さんの体を考えて
姉妹お二人の体力の限界で、惜しまれつつの閉店でした。
「湯豆腐」
湯豆腐の のど元過ぎて 腹熱く
(風天)※「風天」は渥美清さんの俳号