きょうは「大寒」です。
これからの3週間が、”寒さの底”の厳しい季節になります。
能登半島地震から3週間、
少しでも寒さが和らぐとともに、一日も早い復興を願っています。
正月に新潟県に帰省されていた知人は、
能登半島地震で大きな揺れに合われましたが、
幸いにも家などには被害はなかったとのことでした。
そんな事情の中ではありましたが、
『ル・レクチェ』(Le Lectier)をお土産に頂きました。
ル・レクチェは、「洋梨の貴婦人」とも呼ばれています。
20年ほど前に一度だけ口にしたときの”衝撃”が最初で最後、
我が家には無縁の果物と思っていました。
洋梨と言えば「ラフランス」ですが、
ル・レクチェはラフランスに比べて生産量が非常に少なく、
そのほとんどが新潟県で生産されています。
ル・レクチェは、
ラフランスと同様に50日間ほどの追熟期間を必要するため、
収穫後の広い保管場所が必要になります。
さらに、病気にも細心の注意を払うことが必要で、
非常に手間のかかる”繊細な果物”ということです。
このような理由で、
今では本国のフランではほとんど生産はされていないと聞きました。
ル・レクチェの果皮はラフランスと違って、
収穫後には緑色から斑点のない明るい黄色に変わってきます。
見た目の明るさとともにル・レクチェの最大に魅力は、
他の追随を許さない「芳醇な香り」にあります。
そして、滑らかな舌触りも美味しさを演出しています。
食べ終わって……。
ル・レクチェが次に我が家にやって来るのは…、いつ。