1月2日、初詣は安近短でお参りしてきました。

歩いて30分、準地元の『根岸八幡神社』です。

去年退職した勤務先に近いのがその理由で、

小さな神社ですが、もう10年近く初詣はここと決めています。

 

『根岸八幡神社』

コロナ禍前もコロナ禍以後も、参拝者の数には変わりがありません。

地元に愛されている雰囲気が伝わって来る‟温かさ”が感じられる

根岸八幡神社の初詣風景でした。

参拝後、開運招福「長寿梅茶」を頂いて来ました。

 

 

根岸八幡神社の開基は今から1400年前、

亀の台座に乗った像を祀ったのがその始まりだとされています。

由来を示す親亀乗った子亀の彫刻が飾られています。

 

 

宮司さんお話では、

現在の建物は100年ほど前に建てられたそうですが、

木鼻をはじめ、虹梁、柱上部の横木の頭貫(かしらぬき)、扉、

脇障子などに彫られた彫刻の多さには心惹かれます。

 

『脇障子の「鯉の滝登り』

本殿を囲むコの字の縁側の左右の突き当りにある脇障子には、

「鯉の滝登り」が彫られています。

 

神社入り口の階段下には、ご神木の大イチョウが鎮座しています。

ご神木には、神社近くで生まれた作家・吉川英治の言葉が掲げられています。

 

ここは心のふるさとか そぞろ詣れば旅ごころ うたた童にかへるかな