横浜市は、横浜の街を歩く人の記憶や印象に残る、

看板や店構えを「横浜サイン」として認定しています。

元町「霧笛楼」、馬車道「馬車道十番館」や

青葉区の茶道具「夢生庵」の店構えなどが選ばれています。

 

元オフコースのシンガーソングライターの小田和正さん(72)の実家、

『小田薬局 友&愛』もその一つです。

 

『小田薬局 友&愛』

※実際の建物を「立面図風」に描き起こしたもので、

実際にこのように見えるわけではありません。

 

商店街の外れにある小田薬局は6年前、

開業当時の木造造りの佇まいに復元されました。

看板の文字は左から右に読みますが、

今の時代にはかえって新鮮に映るかも知れません。

 

建物の左端の柱には目立たないように、

【弐階 紅茶飲処】と書かれた小さな看板が掲げられています。

店を入って左側の階段を上ると2階は、

静かな喫茶店になっています。

お母さんが元町で営業していた『友&愛』という喫茶店が閉店後、

お兄さんが小田薬局の2階で再開されました。