現在、自宅で暮らしている要介護3の母。

発症時のことを振り返ってみました。

 

救急搬送時の様子はこちら

 

 

入院1日め。意識は戻る

 

夜中、脳出血で倒れて救急搬送された母。

 

翌朝も、血圧を下げる処置を継続中。

 

見れば酸素マスク、点滴、血圧等のモニター、導尿カテーテルとベッドまわりは管だらけに。

 

 


母は目を開けていて意識はあったけれど、話せないようす。

 

 

「気分はどう? ここがどこかわかる? 

救急車で運ばれたんだよ」

 

なとど、問いかけてみましたが、はっきりとした反応がない。

 

言葉の内容がわかっているのかどうかも不明でしたえー?

 

 

 

「はたしてどのくらいまで良くなるものか…」という疑問をぼんやりと抱きつつ、とりあえず生きていてよかった、と思いました。

 

 

 

 

喘息の発作


持病の喘息の症状が出ており、薬で呼吸が落ち着いたとのこと。

 


それまでは、季節の変わり目などたまに喘息の軽い発作があったりはしましたが、倒れる直前は症状はありませんでした。

 

脳出血で倒れたことがきっかけとなったようです。

 

思えば、救急搬送されたあと、わたしたちが処置室に通された時にはすでに「ゼェゼェ」と苦しそうな呼吸をしていました。

 

 

 

 


母は、それまで肺がん(早期発見・再発なし)、心房細動などの病気をしており、何度か同じ病院に入院したことがありました。

 

 

そのほかの病気の有無や、服用している・服用したことのある薬については、お薬手帳を見ればわかります。

 

 

 

なので、喘息の持病があることは、アタマ真っ白な家族が言わずとも伝わったようでした。

 

 

 

やはり救急搬送されるときも、お薬手帳を持参した方が手っ取り早そうですね。

 

 

 

 

これは、母用のお薬手帳入れ。

 

パッチワークキルトのお薬手帳入れ


夫のおばの手作りで、わたしがいただいて使っていたものです。

 

 

 

パッチワークキルトのお薬手帳入れ


パッチワークですねニコ

 

 

診察券を入れるところやポケットが分かれているので、とても使いやすいです。

 

 

今季の続かないわたしには、到底このようなもの作れませんぶー 

 

 

これを母にあげちゃったので、自分用のお薬手帳入れを探しているんですが、なかなか気に入ったものに出会えませんあせる

 

 

 

 

入院の準備

 

母は何度か病院に入院したことがありましたので、持ち物はだいたいわかっていました。

 

 

しかし急に倒れてしまった今回の場合は、病院からもらった「入院に必要なものリスト」があっても、あれこれ集めてバッグに入れていくことさえ、なんとなく気が急いて、かえってモタモタしてしまったかもしれません。

 

 

ただ今回は、自分ひとりでは身動きできなさそうなので、取り急ぎの持ち物は少なくて済みました。

 

 

けっきょく自分で水を飲むこともできないので、テレビ&冷蔵庫用のカードも買わなくていいし。

 

 


必要なものは……


○洗面器 

○うがい用コップ(ふた付き) 

○バスタオル

○タオル・ミニタオル 

○BOXティッシュ・ウェットティッシュ

○入れ歯入れ&洗浄剤 

○かかとのあるくつ→これは後でもOK

 

 

必要のないものは……


○着替え(病衣はレンタル、おむつなので下着はなし)
○テレビ用イヤホン(テレビは観られそうにない状態なので)

 

 

持ち物は病院の売店でも買える

こういう入院グッズは、たいてい病院付属のショップに置いてあります。

バタバタなときは、病院のショップでまとめて買っちゃうと手っ取り早いです。

おむつやパッドなど、ドラッグストアの方が安いものもあるかもしれません。

でも急な入院のときには、売り場を回って揃えるのも大変ですからね。

 

 

 


あとは病院に提出する書類!


•入院申込書(身元引受書・保証書)
•病衣借用確認書
•看護問診票

など。

 

入院時の保証人は、わたしが無収入のため夫に頼みました。
(母が倒れるほんの数か月前に、一身上の都合により退職・休職中の身の上だったのであります)

 

 

 

けっこう大変だったのは問診票の病歴の欄でした。


前述のように、母は過去に肺がんや心房細動などを患っており、入院・手術をしていましたが、

 

 

はて???

「何年何月に入院したか」なんて、とっさには出て来やしません。

(自分の履歴すらアヤシイってのに……)

 

 

それでも

 

「肺がんの時は、たしか最初のWBCで優勝したときだよ。王さんが監督で」

「あ~、そうだそうだ」

「じゃあ……(ネットで検索)、2006年3月だ!」


などと、父といっしょに記憶の端々に残るヒントを手繰り寄せ、指折って数えてなんとかひねり出しました。

 

*WBCは「ワールド・ベースボール・クラシック」ですよ。なつかしいなあ。あの優勝の瞬間、あちこちの病棟から歓声がもれ聞こえたそうです(母談)。

 

 


ほかには、いまどきらしく

「入院について問い合わせがあったらどうするか」

についての書面もありました。

 

 

面会をするには、所定の受付で「面会票」を出してもらう必要があります。
家族以外の人が訪れた際に、病室を教えるか・面会を許可するかを確認するのです。
(重病など、家族がお見舞いを遠慮してもらいたいケースがあるのでしょうから)

 

 

また、病室に患者の名札を出すかどうかも確認されました。

(最近はこんな気遣いもあるのですね)

 

 

家族の場合は「家族証」が出ますが、事前に住所・連絡先・氏名を書面に書いて提出します。

入院して数日は、こうして持参するものを揃えたり、書類を記入したりでバタバタです。

 

病院の家族証イラスト


家族証はこんなの。

 

病棟と患者の名前入りのシンプルなもの。

 

 

けっこうペラっとした(チャチな)ケースでした。

 

退院のとき返却するのですが、忘れて持ってこない人がいるからかな? 

*ちなみに「鈴木栄子」は仮名です。鈴木栄治さんから(←誰でしょう)。

 

 

 


そうそう。


病歴についてはかなり懲りたので

「今後は時系列にまとめて記しておこう」と思ったものの……

 

 

 

 

いまだにやってませんぼけー

 

 

次の話→

 

 


人気ブログランキング