この付近は松本清張の小説「影の地帯」の舞台。ドラマ化もされている。先ほどまで居た海ノ口駅も荷物を扱う有人駅として登場していた気がするが、いずれにしても清張がこの場に佇み、構想を練っていた可能性はある。 

 

稲尾駅までやって来る。ここからは大糸線沿いの道を進み、一旦、湖面とは離れて歩く。(写真/田んぼにも水が張られ、湿原のように映る) 

 

向かっているのは「ゆ~ぷる木崎湖」。温水プールがメインだが温泉もある。そこで一風呂浴びてから帰ることにした。当初は先に温泉に入ろうと計画したが、結局、歩いて汗をかくのなら最後にしようと変更した。(写真/再び、湖畔の遊歩道に合流する。ここはよく自転車でも通る道だ) 

 

ゆ~ぷる木崎湖(写真)は、昔訪れたことがあったが、また来たいと思わせるほどではなかった。しかし、泉質はよく、サウナに入らずとも水風呂の混合浴を愉しめる身には十分で、先日見つけた穴場らしき平野球場で花見の宴を催す前後に訪れるのも良さそうだ。

 

それに普段のポタリングでもゆ~ぷる木崎湖を終点にしても良さそうだ。信濃木崎湖駅(写真)までは1㎞もないので、風呂上がりのビールも楽しめそうだ。 

 

それに途中にはコンビニもあって飲料を購入することができる。考えてみればこの地点には重要な三要素が集約されている。(写真/もちろん仲間とも、最後の乾杯をする) 

 

季節や天気が100点満点ということもあったが、この身近なリゾート地にはまた訪れようということになる。とはいえ、夏場は蚊に刺されそうだし、湿度が高く蒸すかもしれない。今度は紅葉が美しい秋に再び訪れようと約束する。(写真/南小谷駅から折り返してきたリゾートビューふるさとの車両が通過して行く) 
 


身近にあったリゾート地 END