越後湯沢駅では台湾の人たちだと思われる若者が多くいて、雪を撮影しようと天に向かってスマホをかざしている(写真)。予てから訪れたいと思っていた日帰り温泉「山の湯」まではおそらく歩いて20分ほどだろうか。ところが仲間は傘もないし靴はスニーカーで濡れるのが嫌だと渋る。 

 

それならば駅構内にある酒風呂「湯の沢」にしようと、またまた行き先を切り替えるが、こちらは開店まで30分ほど待たなくてはならない。缶ビールを購入し気長に待つつもりが、どうやら東北新幹線が運転を再開しているとの情報を得る。(写真/結局、越後湯沢駅の滞在時間は20分ほどだった) 

 

角館駅まで行くのは時間的に難しいが、仙台駅までなら十分行ける。おおよそ1時間に一本走っている東京駅行きの上越新幹線ときに乗車する。(写真/がらがらの車内で小宴会は続く)

 

もしも仲間が眠ってしまったら読むつもりでもってきた「ほろよい読書おかわり」。先日読んだ「ほろよい読書」の続編となる。こちらも5名の作家(青山美智子/ 朱野帰子/ 一穂ミチ/ 奥田亜希子/ 西條奈加)によるお酒にまつわる短編集となっている。だが、この旅では私の方が寝てしまう確率が高い。 

 

間もなく本日2回目の大宮駅に着く(写真)。東北新幹線のダイヤは乱れているだろうから、はやぶさ・こまちでもやまびこでも、最初に乗れる東北新幹線の車両に乗車することに決めている。 

 

ラッキーなことに、はやぶさ・こまちがやって来る。指定席はとっていないが、乱れたダイヤでは空いている席に座れば問われることはないだろう。案の定、本日は指定券なしで乗れることになった。(写真/仲間が撮影した写真を借用。先頭車両に乗車する。予想に反して混んでいない) 

 

久しぶりの仙台駅。もう少し雪が残っているかと思いきや、駅前の歩道橋の雪はほぼ溶けている(写真)。時間は13時過ぎ。さて、どこで昼を食べようか。仲間には、ブロ友さんお勧めの「すし哲」か「うまい鮨勘」に行こうと話を持ち掛けるつもりだ。 
 


キュン♡パスで行く東北⁉ Vol.4に続く