2024年1月2日(tue)
 

年末年始はどこにも行かず、ほぼ自宅で過ごした。その多くの時間をTBSのドラマ「VIAVNT」の再放送に費やしたが、海外ロケあり、豪華な出演者に、軍隊が登場するなど大掛かりなもので驚いたが、内容には納得できないものがあり、時間を浪費したように感じた。(写真/その合間に読書をして寛ぐ。沢木耕太郎著「夢ノ町本通り」、安藤菜穂子著・小野祐次(写真)「マティスを旅する」、塩田武士著「騙し絵の牙」)


2024年1月3日(wed)
 

長野県立図書館の電子図書サービス「デジとしょ信州」からオーディオブックを借りてみた。その作品数はまだ少ないが、山本周五郎の名作「雨あがる」を選んだ。こうした耳から聴く小説やラジオドラマはドライブする際に適していると思うが、将来は自宅で過ごす時間にも有効なのだろうと、その時に思いを馳せてみる。

 

2024年1月7日(sun)
 

4年ぶりに開催された地区の新年会。それでも役員の皆さんは感染対策に悩んだ末、ビールは手酌、食料は弁当(写真)という条件で開催を決めてくれた。お陰で、たまに顔を合わせることはあっても話すことがなかった近所の人たちと語らう楽しいひと時を得た。

 

 

地区にはそば打ち名人がいて、今回もそばを打ってくれた。これがどの店で食べるよりも断然美味いのだ。これを新年会の一番の楽しみにしている人は私を含め多い。加えて、そば湯で割る焼酎の味も最高だ。


 

2024年1月21日(sun)

 

塩田武士氏にハマりつつある。選書の参考にさせていただいているブロガーさんが紹介してくれた「存在のすべてを」以来、過去の作品を読んでみた。今回の「朱色の化身」もそうだが、この作者の時間軸が巧妙なところに強く惹かれる。

 

2024年1月27日(sat)

 

木曽谷に伝わる冬限定のすんき漬け。赤かぶの葉を発酵させる塩を使わない漬物。その酸っぱさが癖になる。今冬もそのすんきそばをいただきに木曽へ出掛けた。ただこの日は車で出掛けたので、飲めなくて残念ではあった。

 

 

2024年1月28日(sun)

 

図書館に予約して、ようやく借りることができた原田ひ香著「喫茶おじさん」。大手建設会社を早期退職した退職金を費やして喫茶店を開店させたものの店を閉じた過去を持つ。そんなおじさんは今でも各地の喫茶店巡りをしているが、その合間におじさんの人生が語られる。昭和時代に仕事をしてきた者には身につまされるものがある。(写真/後ろのカバーには「人生の時間を潰す」とあるが、それは本も同じ役割を担っている)