駿河健康ランドに戻り、入浴したり、本を読んだり、もちろんビールを飲んだりして怠惰な時を過ごす。それにしても静岡は暖かい。信州とは2ヶ月くらいの差がありそうだ。かつては寒さ厳しい雪国に憧れたが、歳を重ねると、こうした暖かな地方に住む人が羨ましくなる。(写真/マグロ漁の漁船だろうか。連なって沖へ出て行く) 

 

電子帳簿保存法が来月から改正されることから、職場でも新システムが導入された。すると今までのように判子を押す必要がなくなり、旅先からでも電子決裁が可能になり、仕事を滞らせることなく安心して休めるようになった。(写真/サーフィンをしているのは壮年の方のようだ) 
 

 

夕食は魚徳で買い求めてきた巻き寿司を部屋で戴く(写真)。こちらは魚系というより惣菜系が入ったもので、助六寿司の感覚に近い。ミストサウナで偶然に、あの清水次郎長に出会えたことで食事代もお得に済んだ。 

 

【駿河健康ランドの一日】
 

窓辺に定点カメラを置いて撮影し、特殊なソフトで連続写真に加工した。ブロガーさんに教えていただき初チャレンジしてみた。

 

 

2023年12月9日(sat)

 

最終日は、朝風呂に浸かり、朝食バイキングを選択した。缶ビールを持ち込んでいる人や生ビールを注文している人もいたが、少ない人数でスタッフが忙しそうにしていたので、何も頼まず、早々に会場を後にした。さらに部屋で寛ぎ、遅めの時間の無料バスに乗る(写真)。 

 

清水駅までバスで送ってもらい、事前にマークしていたレトロな喫茶店をめざす。それはアーケード商店街(写真)の中にあるはずだ。1時間半ほどを過ごす予定だが、残念ながら臨時休業の札が出ている。 

 

そのアーケードの中には「清水ヒカリ座」という大衆演劇の建物がある。こうした劇場は大きなまちでないと経営が成り立たなさそうだが、次郎長親分の伝説が残るこの地域ではこうした文化が根付いた土地柄なのだろう。ちょうど今読んでいる本が、江戸時代の芝居小屋が舞台なので、つい見入ってしまう。 
 


健康ランドでまったりとするはずが… Vol.10に続く