2020年3月28日(sat)

 


仕事の合間にみたウェブニュースの中に、「東芝が生んだ万能炊飯器」という記事を見つけ、何気なく読んだ。そこには東芝のサポートを受けて独自に発展した台湾のメーカー大同公司製の電気釜が、今日本で人気になっていると報じていた。(写真/記事をみて、早速取り寄せた大同電気釜を使って調理するレシピ本)

 

 

大同電気釜は台湾の家庭には必ずあると言われる定番の調理器具。炊飯だけでなく、蒸す、煮込む、焼くといったおかずを作るために使われているのだという。(写真/レシピ本を発刊している光文社のECサイトから代引きで購入する)

 

 

日本では生活情報雑誌に取り上げられ、「2019年に流行しそうな商品」Best10にも選ばれるなど、密かなブームになっている。見た目がレトロでかわいいと評判のようだ。(写真/スイッチが二つしかないシンプルなデザインで確かに懐かしい佇まい。色も写真のアクアブルーの他、オレンジ、ピンクなどの淡い5色が用意されている)

 

 

さっそくレシピを基にポトフを作ってみよう。内釜に大きめに切った玉ねぎやじゃがいもなどの野菜、鶏肉と厚切りのハムに固形コンソメ、クローブそしてローリエを入れる。これに水を加え、外釜に水を少量入れスイッチをオンにする。

 

 

電気釜を購入しようという気になったのは、もちろん新型コロナウイルスの影響により外出が減るだろうと予測されたため。この釜があれば、角煮やロールキャベツ、麻婆豆腐など本格的な家庭料理を簡単に作ることができそうだ。(写真/初めてクローブを購入する)

 

 

【動画】

電気釜の外蓋は固定されることなく、ただ乗っているだけなので、加熱されると蒸気が出てきて、蓋が激しく音をたて揺れる。(33s)

「直火ではなく蒸気で加熱するためヘルシー」 「低温加熱のため短時間で長時間煮込んだような味わいになるのが特徴」とレシピ本にある。それにスイッチを入れた後はほったらかしでいいのも嬉しい。

 

 


30分程で完成。塩とこしょうで味を調える。野菜は評判通り煮崩れしていない。味もふっくらとしていて、まさか自分が作ったとは思えない奥深さだ。今後も和洋、そしてエスニックな料理にチャレンジしてみよう。