2019年12月27日(fri)

 

しばらく前、47都道府県の訪問経験を数値化するアプリが流行り、私も挑戦してみたが、あと4県に訪れていないことに気がついた。その一つが高知県。現存12天守の高知城やAランク保存灯台の室戸岬灯台もあって候補地にはなっているのだが、なかなか足が向かなかった。(写真/松本駅には帰省客を迎える松本蟻ケ崎高校書道部による作品が掲げられている。そういえば書道パフォーマンス甲子園は四国が発祥の地だったはずだ)

 

 

今年は自転車に乗ることが、いつもの年より少なかったこともあり、四万十川沿いに自転車を走らせようと計画した。直前まで天気予報とにらめっこしながら、直前に日程を入れ替える。(写真/松本駅-窪川駅間は片道806.4㎞なので、往復で12日間も利用期間がある)

 

 

久しぶりに本格的な輪行旅。いつも自転車をどこに収めるかが悩ましい。特急しなのでは大型荷物置場が空いていて、私のBD-1ならちょうどいい感じに収まる。

 

名古屋駅で東海道新幹線のぞみ(写真)に乗り換える。ここでも後部座席の後ろが空いていて、難なく自転車を収納することができる。

 


ところが、東海道・山陽・九州新幹線では、来年5月から大型荷物を持ち込むのが事前予約制となる。これは外国人旅行者の増加により大型荷物スペースが不足していることがあるが、予約なしで大型荷物を持ち込んだ場合、1,000円(税別)の手数料が徴収されるという。(写真/事前予約を呼び掛けるポスターには自転車はこのルールには適応されないが、事前予約をしてほしいとある)
 

 

岡山駅で高知駅行きの特急南風に乗り継ぐ(写真)。さらに2時間半ほどの長旅になるが、気動車なので、どこか旅情を感じられそうで密かに楽しみにしている。今回の旅は帰省する人が多いだろうと、全て指定席を取っている。

 

 


自転車を置く場所を探し、1両目の後部に、以前は電話が設置されていたのではないかと思われる台の下に押し込む。チェーンロックして車掌に断りを入れる。
 


四国未踏の地 土佐へ! Vol.2に続く