2019年6月28日(fri)

 


働き方改革関連法が施行され有休を確実に取得しなくてはならなくなった。どうせならまとまった休暇を取ろうと、私の部署では土日に続く平日に休みを取り、子どもをディズニーランドに連れて行く若者も現れる。かく言う私も大人の休日倶楽部パスが使える期間に休暇を取得した。(写真/大宮駅から新函館北斗駅行きのはやぶさに乗車する)

 


今回は自転車を持って来ている。今朝、台風の影響で長野では雨降りだったが、梅雨のない北海道だったら、この時期心強い移動手段になるだろうと考えた。(写真/新函館北斗駅には、特急列車の車内販売を中止したと掲示されている)



初めて大人の休日倶楽部パスを利用した前回の北海道旅では、少し欲張って帯広まで足を延ばしたが、意外と疲れてしまった。松本駅から札幌駅に行くだけで元は取れるのだから今回はあまり欲張らず道央を旅することにする。(写真/札幌駅行きのスーパー北斗の車内。南千歳駅でJR石勝線に乗り継ぐ予定だ)



南千歳駅で新夕張駅行きの普通列車に乗り換える。すると私より一回り年上らしき男性が、やはり一回り大きな輪行バッグを持っている(写真奥)。お互い自転車を持っていることを意識して、軽く会釈する。



車内は下校途中の高校生で混んでいる。勝手に空いているだろうと踏んでいたので面食らうが、利用者が多いことは喜ばしいことだ。しかし、輪行バッグの男性は他にカートの荷物まで持っている(写真奥)。おそらく、宿かどこかを起点としてサイクリングするつもりなのだろう。



今春JR石勝線夕張支線が廃止となった。それを名残惜しむように訪ねたのが1月下旬だったが、何もその後の夕張支線がどうなったか気になっての訪問ではない。それなのに、再び夕張に向かっている。(写真/夕暮れ迫る車窓には、北海道らしい放牧の風景が広がる)



輪行の男性も終点の新夕張駅に向かうものと思っていたが、ひとつ手前の滝ノ上駅で下車する。あまりにも大きな荷物なので、手助けすると、彼が日本人でないことに気がつく。なんと台湾から来たトラベラーだったのだ。そうと知っていれば、片言の英語でも話をしてみたかった。(写真/やがて前方には新夕張駅のホームが見えてくる)
 


働き方改革で北海道へ Vol.2に続く