沈みながらいかにして酒を飲めるか | ぽたらか

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ぽたらかは20年の歴史を閉じます

「私は業が深いんです。どうしたらいいでしょう?」とよく相談されるんだけれど、なんとも答えようがない。ご先祖様の供養がたりないのかなんて聞かれたら、「可愛い子孫に供養の仕方が悪いなんてぐらいでバチを与えるようじゃろくな先祖じゃないでしょ。ほっときなさいよ。因果応報なんて少なくとも仏教の考え方じゃありませんしね。」と最低限度の忠告をしておくようにする。
 
社会的活動しているプロテスタント系は多いが入信しなければ助けないという点ではちゃんとしている。溺れている人に手を伸ばすんだけれど、自分たちのセクトに入信しないとなれば、手を引っ込めるらしい。
 
むしろ、被災地での現場で意気投合しあうのは、カトリック系の方が多い。信者数を増やすことより、哲学的に深いものがあるからであろう。かくいう私は今でも仏教徒ではあるけれど、それは肝の据え方の問題である。
 
選ばれた民こそが、生き残れると入信を勧める人たちがくる。
日本が沈没したって、「だから、生き残りたくはないっていってるでしょ!」若い人たちのために日本を美しいままで残してあげようと最後まで努力はするけれど、私たちは私たちで津波が襲ってきたら、じいちゃんたちと酒一升瓶くわえてぐい呑みするんでい。だって、酒酌み交わせないもんねえ。沈んじゃって。