花見会場の公園までみなはうすの連中に車椅子を行きも帰りも押させた。、それはもう、奇妙な一団が駅前通りを数珠繋ぎで通っていくよ。ぽたらかのじいちゃんたちは車椅子をおしてくれる人が雲をつくような黒い大男だろうが、色の白い青い目の男だろうが、全く気にするそぶりをしない。いや、ボケていても、やっぱり外人さんだという事はわかる。少ない小遣いから買ったタバコをだして、お礼に吸えという。外人さんたちも遠慮するが、すぐにうちとけている。笑顔に国境は無い。ぽたらかにも国境は無い。
今年から女性寮のおばあさんたちも加わって、老若男女色んな人種が入り乱れ、傍からみると本当に一体何の団体?朝6時から場所取りをしていた岡ちゃんは花見の宴会が始まる前にもうすでにできあがっていた。寒い一日だったけど前の晩からテントを張って場所取りしていた人たちもいたそうで、車椅子が入りにくい場所しか残っていなかった。でも、今回はあまりにも介護度の高い人たちはおいてきたので少しはゆっくり花を眺めることができたかも。