夏は外は暑いって! | ぽたらか

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ぽたらかは20年の歴史を閉じます

2度目の窃盗で実刑2年を求刑されたAさん、ぎりぎり1年半の温情判決だった。「今度こそ、素直に『ただいまーっ』て、ぽたらかへかえっていきます」と綺麗な字で拘置所から手紙が届いた。前回入所したときは手紙の端に検閲の桜のはんこがあったが、今度は二重丸だった。これもあの島帰りの入れ墨のしるしだったりしてー。

さて、Aさんが前回捕まった頃にいた、沖縄のOさん、まだ若いから(40歳後半)仕事が見つかって寮をでていったのに、未だに近くの橋の下にいる。缶拾いしている姿によく出会う。「そろそろ帰っておいで」「え、帰って良いの?」「うん、よいよ、しんどくなったらね。」そういったら遠慮したのか、なかなか顔を覗かせないから、もう一度声をかけた。「住所を定めて、携帯でも持ってないと仕事なんてみつかんないでしょ。意地張ってないで帰ってきな。」「そうなんだよね。そうしよか、暑いしね、毎日」

失踪病のHさん、予想通り、だんだんと目撃範囲が狭まってきた。でも、今度こそ自分から帰ってこなきゃ入れないようにしないと同じ事の繰り返しだから、敢えてほっておくことにした。なにせ暑いもんね。