「惑星のその日」 四首

 

 

亡き骸に

すでに弔う棺なく

ただ濛々と惑星燃ゆる

 

わが背には

葦の穂ひとつ手を振って

向こうへ渡れと川風の吹く

 

枯れ尽くし

それでもまだと枯れ尽くし

焼かれて風の灰となるやも

 

人はみな

終わりがあると知りながら

今日の命をなぜ喜べぬ

 

 

 

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♡今宵も素敵な夢を♡

☆*:;☆  John Potages  ☆*:;;;:*☆