こんにちは!

「ふくしま子どもの学校給食を考える会」代表のあけみん先生ウインクです。

 

先日私が学校給食運営委員を務める、県北地域の給食センターで開かれた会議に出席しました。

 

当日の議題は、

「幼児教育・保育の無償化に伴う給食費の無償化」でした。

(詳しくはこちらの記事)https://amba.to/2kdAMm6

 

そして、給食費を取り巻く状況についても説明がありました。

 

 

 

 

このセンターでは、平成26年4月に消費税が5%から8%に値上げされた際に、

1食当たり10円値上げしたそうです。

 

 

2019年10月・来月から、消費税がさらに10%に値上げされると、

給食の内容を維持するのが難しいと・・・・ 説明がありました。

 

そして、政府が発表する食品価格の消費者物価指数(価格の平均的な変動指数)も

近年上昇傾向にあり、平成26年より 7.1%も上昇しているのだとか。。。

 

特に生鮮食料品の消費者物価指数は、15.7%も上昇しています。

 

そういえば、今年の6月から7月にかけての長雨で農作物にも影響が出ているとか。。。。

 

 

ご飯やパン・麺などの主食も値上がりしていて。。。

米飯は、平成26年に比べ、8.8%〜9.4%上昇、

 

パンも4.7%〜7.3%上昇。。。。

 

牛乳は、200mlで11%上昇しているとか。

牛乳の価格は福島県内統一で1本51.67円。

近年酪農家の減少、飼料代・紙パック資材の高騰に加え、

需要の減少(児童生徒の数が年々減少している)もあり、

今後も価格の上昇が予想されるそうです。。。。

 

 

 

ええーーびっくり!こんなに値上がりしているんだ!

驚きを隠せず、思わず質問してしまいした。

 

このように、食材材料費が高騰している中、

給食の質を維持するのに、

どんな工夫をしているんですか?

 

給食は食育の教材!

 

なので、生活習慣病の予防の効果が期待できる食材

例えば、

「新鮮な野菜や果物、豆類、青魚」を給食に出そうと思っているが

 

現状では、コストがかかってしまい、頭を悩ませている。。。

ということでした。

 

 

1食300円以下で、生活習慣病の予防が期待できる食材を取り入れた

健康的な食事が食べられる。。って素晴らしと思いませんか?

 

 

保護者から集める給食費は、基本的に食材料費のみです。

 

 

 

給食施設や水道光熱費、調理員の人件費などは、市町村の税金で賄われています。

 

そして、福島県の給食費の平均は

 

小学校で278円、中学校で323円です。

 

 

1食 300円程度で、栄養バランスのとれた食事をとるのは難しいでしょう。

コンビニでは、おにぎり2個とお茶くらいしか買えませんよね。

 

 

給食費を値上げすると家計に負担がかかる事も懸念されます。

 

しかし、よく考えてみましょう!

 

○子どもの頃から、新鮮な野菜や質の高い調味料を使った食事を食べさせること

○少しでもコストを抑える事を優先させて、冷凍野菜や、加工食品を利用した食事を食べさせること

 

では、。。。どちらが、トータルでお金がかからないでしょうか?

 

将来、病気になれば、働くことができなくなります。医療費がかかります。

家計にとって大きな負担です。

 

今の負担を考えるより、

子どもたちの未来の健康を考えて、

給食費を検討して欲しいと思います。

 

給食費は未来の健康への投資だと思いませんか?

 

給食費の値上げについての情報

https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13057

 

http://www.news24.jp/articles/2019/01/22/07414873.html

 

https://otonanswer.jp/post/28585/

 

こうした中、給食費を無料にする自治体もありますね。

 

何にお金を使うのか?

 

大人が子どもの事を最優先して考えなくてはならないと思います。

 

 

最後までブログを読んでくださって、

ありがとうございました。 

 

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