こんにちは!
「ふくしま子どもの学校給食を考える会」代表のあけみん先生です。
報告が遅くなってしまいましたが、
10/20(土)
ふくしま有機ネットシンポジウム
「学校給食を通した食育のまちづくり」
https://www.facebook.com/events/726707654356145/
愛媛県今治市の安井孝さんの基調講演
「地産地消で食育のまちづくり〜愛媛県今治市の実践〜」
から、今治市の学校給食を活用した食育
について報告させていただきます。
今治市では、地域の農産物を取り入れた地産地消の学校給食を展開しています。
(詳しくは①をお読みください。)
そんな、地産地消の学校給食を活用した、食育の実践も素晴らしいものでした。
今治市では、総合的な学習の時間のカリキュラムに、食育が位置付けられています。
食育は5つの技を習得することを目的に実施されていました。
1、食を見分ける技
2、自分の食生活を知る技
3、生活習慣病にかからない技
4、買い物の技(表示を読む技)
5、調理の技
さらに、今治市独自の「食育副読本」も作成しているんです。
その副読本(食育のテキスト)を市内の子どもたちに配布し、
それを使って授業を行っているそうです。
食育は国語・算数・理科・社会などの「教科」ではないため、
どの領域で行うかについては学校に任されています。
一般的には、特別活動の学級活動、家庭科・体育(保健領域)などの教科、
そして総合的な学習の時間などで行っています。
文部科学省的には、「学校教育活動全体を通して」行うこと。
とされていますが、
どこで行うかが、明確に示されていないため、曖昧な部分があります。
そして、食育の内容については、
児童生徒の実態に応じて実施されることになっています。
したがって、授業を行う栄養教諭や学級担任の力量によって、
内容に差が生じることが考えられます。
そして、食育の授業では、
○朝食の働きとバランスよく食べよう
○赤(タンパク質・無機質)・黄(糖質・脂質)・緑(野菜・果物)をバランスよく食べよう
○よく噛んで食べよう
○感謝して食べよう
○好き嫌いしないで食べよう
など、指導資料集を見る限り
栄養素や食べ方に関する内容が多い傾向がみられます。
今治市では、学校の垣根を超えて、
市内の小学校の教諭、教育委員会、学校栄養士、 農林振興課等が食育研究会を開催して、
モデル授業の成果を検証した上で、
市内全校で食育授業に取り組めるようにするための
プログラムを作成したそうです。
つまり、市内どこの小中学校であっても、同じような内容の
食育が受けられるということです。
これは素晴らしいシステムだと思いました。
こうしたシステムを構築できるのも、
市内どこの小中学校でも、地産地消の給食が実施されているからだと思います。
地産地消の学校給食は
食育を充実させるために不可欠な取り組みです。
福島には、美味しい野菜や果物がたくさんあります。
ふくしまの子どもたちが、
地元で取れた新鮮で安全な野菜や果物を
給食で(もちろん家庭でも)食べられるようにするためにも、
ふくしまこどもの学校給食を考える会の活動を地道に
行って行こうと決意を新たにいたしました。
同イベントの関連記事
園部裕加里さんの記事
①https://ameblo.jp/waraukado-nicoful/entry-12421339728.html
ハナリン さんの記事
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やはぎ 広美さんの記事
https://www.facebook.com/hiromi.endo.585/posts/1857184341038113
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
これからも、ゆる〜く更新していきますのでよろしくお願いいたします。
感謝! 感謝! 感謝!
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あけみん先生の今後の活動予定
12月14日(金)文部科学省指定 「つながる食育推進事業・三春中学校授業公開」において講演
12月17日(月)いわき市給食センター見学会
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