やはぎ 広美さん企画のイベントは、地球に優しい生き方を考えるきっかけを与えてくれるものが多く、今回は、EM菌についての勉強会でした。

那須塩原市在住の柴田 和明さんは、EM菌を取り入れた農園を営んでおり、EM菌に関する知識が豊富!


EM菌について、プレゼンテーション方式で詳しくご講義してくださいました。
私たちが、EM菌と言っているのは、菌の一種類の固有名詞ではなく、Effective(有用な)Microorganisms(微生物たち)の頭文字をとって、EMと呼んでいること。

EM菌は、乳酸菌や酵母、光合成細菌など、どこにでもいる微生物で、人間にとって有用な働きをしてくれる微生物の集まりであること。

菌には大きく3種類に分けられ、人間にとって有用な働きをする善玉菌(5〜10%)、その逆で悪さをする悪玉菌(5〜10%)、そして残りがどっちつかずの日和見菌(80〜90%)。今の地球環境は、悪玉菌の方が増えやすい環境になっている。そのため、どっちつかずの日和見菌は悪玉菌の応援をしがち。

そこで、EM菌を加えると、 善玉菌が増え、悪玉菌が活動しにくい状況になり、人にも地球にも有用な環境に改善される。。。

などのことをわかりやすく説明していただきました。

さらに、EM菌を生活の中に取り入れる方法や、
米のとぎ汁を使って家庭でも簡単にEM菌を増やす方法などについても教えていただきました。

 

私は特に、生ゴミ処理の方法についての内容に興味がありました。

この夏、自己流でEM菌を使ってダンボールでコンポストを作りました。
しかし、上手く生ゴミを分解することができず、虫が湧いてしまったのです。🐛

EM菌を使って生ゴミを分解するには、蓋つきのEM菌用バケツを購入し、EM
ぼかしと生ゴミを混ぜる必要があることや、EM菌用バケツを購入する際には、市町村の補助金がいただけることなどの情報もいただきました。

※白河市の場合は、半額補助がいただけます。
http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/…/pa…/page000058.html

家庭用生ゴミは、多くの場合燃えるゴミで回収されますが、水分を含む生ゴミを、焼却炉で燃やす際に、ダイオキシンが発生することが問題視されています。

生ゴミをコンポストなどを使って肥料にすることで、ダイオキシンの発生を防ぐばかりでなく、野菜や花の肥料になり、好循環が生まれます。

大きなことはできなくても、地球の環境を守るための小さな活動は私でもできると思います。

早速、コンポストに再挑戦しようと思います。

 

次回のイベントにも参加して、EM菌のことをさらに詳しく勉強したいと思います。