薄明かりの中
うつ伏せの髪をなでる


サラサラ


顔を寄せてくちづけを



起こした背中を
後ろから眺める



美しい…



小さくため息が出るほど


おんなを感じる



背中へ流れる髪
コシがあってしなやか


艶々してる



後ろからそっと
包むように抱きしめて

肩先にくちびるを
そして軽く歯を当てる



こちらに引き寄せて
腕の中へ
全身で包んで



また見つめあう



恥ずかしげに
顔をそらす



それも愛しいしぐさ





熱く激しい時の合間に









今は

可愛い寝顔




コシがあって
艶やかに流れる髪
ゆるく撫でる



しっとりとして
少しひんやりした
肌にくちづける



細い手首
こんなに細い…
いままでで記憶にない程



きれいな指
形の良い爪

その爪が残した
甘い痛み



名前をそっと呼ぶ

返事は

健やかな寝息だけ



それでも呼ぶから

夢の中で

僕に応えて






私だけを

見ていて欲しい…



No.1より

オンリーワンがいいと…



包まれていたい

腕の中でと…



抱きしめられて

眠りたいと…



あたたかい

恥ずかしいと…



心はもう

さらわれてますと…



そして…



互いに

互いだけと…



言い交わした



書ききれない…

書ききれはしない



あのとき…