明治神宮にて
皆様こんにちは♪そしてお待たせいたしました。

たくさんの方にメッセージでエールを送って頂き大感激です☆☆いよいよキミコがポスチュアスタイリストになったストーリー大詰めです♪ぜひ読んで下さい!

・・・そしてわたしはウォーキングレッスンを受講し始めたのでした。

はじめはね、鏡を見るのがものすごくいやでね、はずかしくて。
OLさんとか若くてファッショナブルなんですよ。ご年配の女性はなんだかリッチな雰囲気で、、、。
右をみても左を見てもなんだか自分がみじめに思えました。
いや~~社会に出てないとこんなに感覚がおくれちゃうのかと。
自分のおばさん度数がアップしまくってたことに気付きました。
でもね、そこでふんばりました。だって他に道はなかったんです。
ここで家に閉じ込もったら一生後悔する。それだけはなぜか鮮明に感じたんです。

そこでいなおり大作戦で堂々とレッスンに参加する方向に「オモカジいっぱ~~~い」航路をむけました。
綺麗になりたいからきてるんだ。だからぶっさいこでもいいんだ!ってね(^O^) なんかやけくそにちかかった。

そのやけくそがよかった(^O^)/もう、一生懸命先生の素敵を吸収しようと夢中になっていきました。
当時の先生はモデル出身でえらくカッコよくてね。憧れました。

そして、いなおりやけくそ受講生は、自分磨きに励んだのです。
ご飯食べる時に背筋をのばしたり、きちんと立ってエレベーターまったり、自転車こぐときも正義の味方みたいにシャキンとしてましたp(^^)q
そういう生活を送っていたらね、だんだん「いなおりやけくそ」じゃなくなっていったんですよ。。

なんかいい気分なんですね。自分にたいして肯定の念が湧いてくる感じというのかな、ちょっとわたし素敵かも、なんちゃって~~とひとりツッコミしたりして、ゲームみたいに「お姫様ごっこ」で素敵なわたしごっこを続けました。
別に人に打ち明けるわけじゃないから、恥ずかしいという無駄な感情もうすれていってね。

だんだん図に乗っていったとも、美しいリズムが身についていったとも言えますが、とにかく背筋と膝をピン!とのばす姿勢が普通になっていきました。
レッスンは更新を重ね、2年くらい通いましたね。
気がついたらわたしの体と心の贅肉はきれいになくなっていました。

そろそろレッスンが物足りなくなってきたな~と、そんな矢先、古くからの親友が「子育てサークルでウォーキングおしえてくれない?きみちゃんすごく変わったから!!」と声がかかったのです。

おおおしえる??
一瞬とまどいましたが、やってみたい!!この楽しさを人に伝えたい!!と再び全身の細胞が沸騰したのでした。

そしてわたしは講師となったのです。

もちろんなにごともなくすんなり今まで進んでこれたわけではありません。

でもかなり順調だったとおもいます。
たのしかったな~~この10年。
いまはたくさんの場で指導しています。でもわたしはあのころのわたしの延長線上にいます。つまり別人になったわけではない。
でも別人の人生を歩んでいるような、そうですね、別世界に生きています。

教えはじめてから気付いた体と心の使い方と関係をひとまとめにして、ポスチュアウォーキングと名付けました。

初回でレッスンにすぐに溶け込めない受講生をみると、むかしのわたしをみるようで懐かしく愛おしくなります。

頑張って!頑張って!!とはげましながら、いのりながら、レッスンをおこなっています。

わたしは、完全にわたしに出会いました。

これからもこの頂いた人生を精一杯生きていきたいな~とおもいます。



写真はポスチュアウォーキング協会の発展を祈って。@明治神宮