先日無線のアンテナを付けるべく、自作ステーを作りました。
イメージは出来たので、実際に使うアンテナアダプター、同軸ケーブル、折りたためるアンテナを買わないと…
という事で東名電子仙台店に行こうと思ったら、なんと閉店していました。
本店は山形の天童市にあります。
一昨日、ツーリングがてら行ってみようと思ったら、朝は結構寒く風もあり…
はい簡単にくじけてタントになりました。
荷物もあるしね、車の方が良いねと自己弁護(実際ADVのメットインスペースに4cm位アンテナが入らなかった)
R13沿いにあるショップまで65kmくらいでした。
駐車場にはショップの車と従業員のと思われる2台。
店内は当然ガラ~ン。
今は経営維持するのが大変なんですよと言っていました。
携帯電話の普及で、電話代わりに使っていた人が辞めちゃったりしたんですね。
そんな閑散とした店内をウロウロして、アンテナ、同軸ケーブル付きアダプター×2、防水キャップ×2を購入。
同行のY氏はアンテナ1本、同軸ケーブル付きアダプター1個、防水キャップ×2を購入。
(ハンターカブ用の部品でした)
帰りに肉蕎麦食べて帰宅。
この日は163km走って終了。
取り付けは昨日しました。
暑くなりそうだったので朝から作業しました。
同軸ケーブル付きのアンテナアタッチメント。
この前amazonで買ったものは上側の化粧ナットしかありませんでしたが、今回買ったものはカバーの下側に19mmの薄型ナットが2つあり、ステーに入れたアタッチメントを上下から挟んでロックする「まとも」なもの。
ナットの位置移動でアンテナの締め込み代も調整出来ます。
(位置テストで買った前回のものは、化粧ナットだけだったのでアンテナ目一杯締めても基部とに間に隙間が出来ました)
位置決めして固定したら化粧ナットを締めます。
これは切り欠きが2ヵ所なのでモンキーレンチで。
下側から出ている同軸ケーブルをステー側に出します。
付属のエプトシーラーを切って巻いてからタイラップで固定。
キャリアのステーに持って行きタイラップで固定しました。
ステーの分割部分を固定していた8mmナットを確認したら、直ぐに緩んだので走行中に緩む可能性大。
ネジ箱からスプリングワッシャーを探し出して追加しました。
緩み止め付き8mmナットの手持ちが無かった…
ボルトが長いからWナットにするかネジロック剤塗るか…
あまり使いたくないんですよね、積載量でステーの位置変えたいので。
キャリアステーに沿わせた同軸ケーブルですが、メットインスペースに引き込まなくてはなりません。
メットインの箱部分には防水パッキンがあり、シートを閉じると密着するのですが…
シートの底板部分には内側に入ってシートが横にずれない様にガイドがあります。
パッキンの上を通して引き込んでも、このガイドとメットインの箱の壁に挟まれて、最悪同軸ケーブルが切れる可能性があります。
なので後側に穴を開けてそこから通しました。
先端にコネクターがあるので、その大きさで開けて針金を内側から通してコネクターに付けて引っ張り込みます。
外から引き入れる所は一旦下に弛ませて、雨水などをそこから垂らすように。
ケーブルがその位置から内側に入らないように、エプトシーラーを巻いてタイラップで押さえ長めに切ってストッパーにしました。
穴の外側にはゴムパッキンを挟めました。
一応ガムテープを貼って、ケーブルを壁に貼り付けます。
コネクターの先には使わない時用に適当なキャップを被せておきました。
一旦メットインスペースに引き込んだ同軸ケーブルですが、使う時は無線機に接続してジャケットのポケットに入れようかと。
引き込んだケーブルを出すのに、シート先端にガイドが無くてパッキンだけの所を見つけました。
ここから出して無線機を使えば…
だったら中にケーブルを入れずにメットインの箱の外側を這わせて来てと思ったのですが、シート脇は前に向かって下がっているのでケーブルを伝って雨水が入る可能性があります。
なので、使わない時のケーブルは後からメットインスペースに引き込むのが正解かなと。
やはり実践テストで判断、改良でしょうか。
走っての不具合も確認で、Y氏に借りていた工具を返却に。
トップケースを付けて行って、Y氏に状態を見て貰いました。
「この状態で蓋は開くの?」
考えていませんでした(笑)。
開けてみると半分位でアンテナに当たりましたが、実用上は問題ないかな。
アンテナを前に下り畳むと蓋は全開になるので大丈夫かな。
リアシートに防水バッグを載せた時にステーの先に当たりそうなので、RCヘリの燃料パイプを切って挟めて擦れ防止対策としました。
あ~疲れた…
やれやれと思ったら、そうだストグラにも付けなくちゃ無かったんだ。
ストグラはリアキャリアから後方にステーを伸ばしていたので、前に付けていたアダプターを外して同軸ケーブルをセット。
ストグラはケーブルをシート下に入れて擦れそうな所にエプトシーラーを巻きます。
シートがフレームに干渉しない所から左のバッグへ入れておきます。
ケーブルの長さの関係でジャケットのポケットにギリギリで入ります。
このシートの下の部分からケーブルを出します。
バッグ内に入れていると、周波数変更など面倒なのでジャケットに入れましょう。
モービル機だとマイクに色々な機能があって、リモコンになるのですがハンディ機は無理。
まぁあるもので運用しましょう。