今朝は5時に目が覚めて…
とっくにリタイヤしてるのに土曜日って早く目覚めるのは何故でしょう?
お湯を沸かしてホットココア作ってガレージに行くのは朝のルーティーン。
室温3℃かぁ…
ストグラも当然冷たい。
もう少し車体が温まった方が磨き易いんだよなぁ。
と言う事で、先日交換したリアホールのベアリングを具合を確認。

脱脂剤吹きかけても両側にシールがあるので、中々内部には入って行きません。
100均で買ったトレイに脱脂剤を溜めて、浸しながら回して…
イマイチなのでどうせばらすので、ダストシールを取ってしまいます。

オレンジのシールの端に千枚通し(カッコ良く言うとクラフトピックって言うの?)を刺してクイッと持ち上げ。
そこに小さなマイナスドライバー差し込んで持ち上げ、プライヤーで挟んで取りました。

裏側と内部のガイドには緑色のグリス。
これが脱脂剤で取れません。
溶けない?
千枚通しで突いて塊になったところで脱脂剤の噴射で取るという。
ニトリルのグローブしてやっていましたが、ブチっと破けて油と脱脂剤で冷たいわヌルヌルするわ…

反対側のシールは黒くて、最初はゴムだけかと思ったら金属プレートにコーティングされてるようで。
マイナスドライバーで削ったらゴムがボロボロと剥がれます。

全部落としてプレートだけになったところで、端の隙間にドライバー刺して少しづつ持ち上げて。
端を捲ってプライヤーで掴んで引っ張るとズリッって感じで取れました。

激しく変形しているプレートが挟んで外したやつ。
両側のシールが外れて脱脂剤の噴射でグリスを吹き飛ばし。
手が、指が凍りそう(笑)。
油っ気が無くなったベアリングを回してみました。
シャーって感じでは回らず、少しゴロゴロ感。
たまにガキッと抵抗が大きい所や、角度によってはゴリゴリと。
斜め方向に僅かなガタ。
やはり傷んで来てるようですね。
このまま行けば、ガタが出て粉砕。
この辺りを見極めるメカニックの腕って凄いなって思いました。
後輪の回り方が軽過ぎるって事からの判断でしたが、経験って大事ですね。
素人はガタが出るまで分からないです。
旅先でトラブルにならない為にも、予防整備って大切なことですね。
シールを取って洗浄して出て来た脱脂剤。
結構細かな汚れが混じっていました。
これがベアリングを消耗させた原因?

トレイに溜まった脱脂剤はゴミ箱に捨てると臭くなるので、ガレージ前の雑草が生えている土に捨てて点火。
こんな火でも暖か~い。
暫しこの火で手を温めました(笑)。

100均のトレイって便利ですね。
ちょっとした分解や今回のような洗浄にも使えます。
汚れを拭き取って綺麗にして、次回まで待機です。
今回ベアリングのシールを破壊?していて、構造を探るって面白いって再確認。
子供の頃、置時計を必死で分解して組み立てられなくなってしまった…
そんな経験を持っている人も結構いるんじゃないですかね~
亡くなった父親が子供の頃、家にあった置時計をバラバラにして組み立てられなくなって、母親が戻って来た時に泣いていた…って祖母が笑いながら話してくれた事がありました。
横で聞いていた父親が「そんな事あったっけ?」と照れ笑いしていた事を思い出しました。
このベアリング、完全に油抜いたらペーパーウェイトにでもしましょうかね。