タルコフスキー監督のノスタルギア
この前書いたドキュメンタリーの完成バージョンです
タルコフスキー映画には批評の介在する場所はないと思われます、彼の映画にはストーリーではなく詩があるのみだから、そして詩を表現するのがビジュアル・アートの役割なのでしょう、物語を語るには映画は人間の野蛮で稚拙な欲望を刺激するのに適していますが、内容が浅はかなものに成ります、しかし詩ならば、はるかに多様で広がりを持った表現ができるでしょう。
特にエヴァンゲリオンが好きな人に見て欲しいと思います、エヴァがガンダムとロボットアニメの歴史の集大成であって、結局のところ商業アニメの枠にとどまっているのに比べノスタルギアはべートーヴェンの歓喜をどのように使っているのか、ともかく恐ろしく感動的な映画です。