今日、ドストエフスキーに関するラジオ講演を聴きながら散歩していると、公園で子供が遊んでいた
カラスにゴミを食べられないように設置された金網のボックスの中にケイドロ捕まえられた子供が入っていて、マントヒヒみたいにガシャガシャと叫びながらそれをゆらすのだが、上には違う子供が乗っかっていて出られない。金網の中に捕まえられた子供がどんどん入れられて警察がそれをあざ笑う、ヒステリックなくらいゲラゲラ笑っていた
残酷な遊びだと言いたいわけじゃない、彼らを批判したいわけじゃないただ檻に入れられた奴隷のような姿と、それを支配する大勢の子供たちが、隠されなくなった奪い合いの現代を写しているのような気がして、どうかしてしまう気がした