追記

ADOR側の意見を載せないのはアンフェアだと思い、長くなりますが、全て掲載いたしました。

 

今回の記事はBTSに関するものではありません。

New Jeansのことです。

 

偏った意見を書くことは

あまり進んでやりたくはないし、

色々とはっきりするまでは

書かない方がいいのかもしれませんが

 

これだけ多くのクリエイターの仕事が

踏み躙られていく様子は

もう見たくない。

これは、くだらないことなんかじゃなく

本当に真剣に論じられるべきことです。

 

なるべく簡潔に書きますが、

長くなるかも…

でも、なにが起きているのか

共有させてください。

 

つい先日、ミンヒジンさんが

ADORの代表を解任されました。

そして、キム・ジュヨン社内取締役が、

新代表取締役に選任されました。

(HYBEの最高人事責任者)

 

ミンヒジンさんは、代表を退任しても

代表取締役とプロデューサーとしては

継続して行くという新ADOR側からの

発表がありましたが…。

 

ミンヒジンさんは.

プロデュース業務委任契約書の内容が

不合理だとして反発しています。

(残されたプロデュース期間がわずか2ヶ月)

 

この時点で、一部のバニーズ達は

ミンヒジンさんのプロデュース期間を

2026年11月まで保証することを求めた

書面を、HYBEに送っていました。

New Jeansの今後を懸念してのことです。

 

そしてメンバーたち自身も、

ファンへ向けてのメッセージの中で

ミンヒジンさんが退任したことに対して

不安や悲しみをつづっていました。

 

そしてそれからわずか数日で

新生ADORによる容認できない蛮行が

さっそく起きてしまいました。

 

HYBEがNew Jeansを

破壊しようとしている、と

言っていいと思います。

 

New Jeansのコンテンツが

突然消されたのです。

 

それは、MVの監督が運営していた

YouTubeチャンネルでした。

 

 

 

 

シン・ウソク監督。

Ditto、OMG、ETAなどのMVを制作し、

普段は主に映画などを撮影している方です。

 

 

 

 

彼がNew JeansのMVを撮影するように

なったいきさつはこちらです

 

 

 

監督は収益化されていない

バン・ヒスという架空の人物の

YouTubeチャンネルを運営していました

 

そこには、ビハインドや

ディレクターズカットなどの

New Jeansコンテンツを

上げていったんです。

 

そのチャンネルが消え、

ウソク監督からこのような声明が

発表されました。

 

 

    

経営陣が変わったADORの政策に変化があるようです。ADOR側の削除要求により、これまでイルカ誘拐団が作業しアップロードして来た『NewJeans』ミュージックビデオおよび関連映像及びチャンネル、これからアップロード予定だった映像は全て公開できなくなりました。

イルカ誘拐団とバン・ヒスYoutubeチャンネルは、私たちが作業したポートフォリオアーカイブを主な目的で運営しており、たった1ウォンの収益も発生しません。該当映像たちとチャンネルをファンたちのためにいい作品を作ろうとする自発的な趣旨で制作されており、イルカ誘拐団にどんな収益も発生しません。しかし立場が変わったADORの要求に従い、すべての映像を削除し、公開できなくなりました。

きょうからイルカ誘拐団とADORの協業は不可能なようです。「NewJeans」の子たちとこれから一緒にやろうと約束したプロジェクトもあるのに、守れなくて残念です。数か月間夜通し作業したスタッフたちにも、何よりも待ってくれていたファンたちにも申し訳ないです。

ありがとうございます。

 

 

この消されたバン・ヒスチャンネルは

DittoのMVの裏主人公、

バン・ヒスという少女のチャンネルという

位置付けであり、1997年のvlogが

上がっているというコンセプトです。

 

アミが分かりやすい例えで言うなら、

花様年華においてバンタンが演じた

少年たちの日常を撮ったvlogを、

彼らの友人である

一人の少年が個人のYouTubeチャンネルに

ひっそりと上げている、そんな感じです。

どれだけ特別なもの分かりますよね?

 

バン・ヒスはNew Jeansのコンセプトの

根幹にあるストーリーであり、

バニーズたちにとっては

かけがえのないものでした。

 

あとから公式であげ直されるんでしょ?

ならいいじゃん?て

コンテンツじゃないんです。

これは物語の一部だからです。

 

その大切なチャンネルが、

突然消えたのです。

 

理由は、新生ADORからイルカ誘拐団

(シン・ウソク監督の制作会社)に対して

全投稿の削除要請があったからだそうです。

応じなければ違約金として制作費用の2倍を

請求すると伝えられたといいます。

 

しかし新ADORは、X公式アカウントにて

この事実を否定しています。

 

 

    

こんにちは。ADORです。

イルカ誘拐団のシン・ウソク監督が9月2日、自身のInstagramを通じて投稿したコメントに関して、ADORの立場をお知らせします。

イルカ誘拐団が自社のSNSチャンネルにアップロードした「ETA」ミュージックビデオのディレクターズカットは、かつて広告主とも異論があった部分が含まれたもので、広告主との協議なしに無断で掲載されました。

また、NewJeansのミュージックビデオ及びこれに関連するすべての著作物の著作権は、ADORとイルカ誘拐団の契約上、ADORに帰属しているため、「ETA」のミュージックビデオ及びこれに対する編集物(ディレクターズカットを含む)は、当社の公式チャンネルに掲載しなければなりません。これは、アーティストの権利を保護するためです。

これに対して、イルカ誘拐団側に当該ディレクターズカット映像に対して掲載中止を要請をしただけで、バン・ヒスチャンネルなどNewJeansに関するすべての映像の削除またはアップロードの中止を求めたことはなく、ADORのチャンネル運営方針も変わったことはありません。

しかし、イルカ誘拐団のシン・ウソク監督は、ADORがディレクターズカット映像だけでなく、バン・ヒスチャンネルなどNewJeans関連のすべての映像の削除を要求したという趣旨の虚偽事実を流布しています。

ADORは、上記のようにシン・ウソク監督の主張が事実と大きく異なることをお知らせし、イルカ誘拐団側の契約違反及び虚偽事実を流布する行為に対して、強い遺憾の意を表します。

削除されたNewJeansのコンテンツは、今後ADORの公式チャンネルにアップロードできるように、最善の措置を講じます。

ありがとうございます。

「広告主との協議なしに無断で掲載されたからだ」


広告主とはAppleのことでしょうか?

Appleが了承していない中、勝手にあげたと?

本当に?制作クレジットにもAppleが入っているのに?

 

「全作品ではなく、ETAのディレクターズカット版の削除を要求しただけだ」


しかし同時に「NewJeansのミュージックビデオ及びこれに関連するすべての著作物の著作権は、ADORに帰属しているため、ミュージックビデオ及びこれに対する編集物(ディレクターズカットを含む)は、当社の公式チャンネルに掲載しなければなりません。」とも言っています。結局、削除対象は全てなのでは?と誰もが思うでしょう。

 

 

このADORの反論を受けて、

シン・ウソク監督はこのような声明を

インスタに上げていました。

 

    

一体、何を言ってるんですか。

本日オンラインでディレクターズカットのアップロードに関する合意事項について再確認しました。当時、制作のために集まった3社は、ファンのためにディレクターズカットをイルカ誘拐団のチャンネルで公開することで合意しました。しかし、現在のADOR経営陣は、イルカ誘拐団がディレクターズカットを無断で掲載したと嘘の主張をしています。一体なぜ公式コメントに関係のない第三者を巻き込んで、マスコミプレーをするのでしょうか? これは広告業界の不文律を無視する行為であると同時に、ビジネスの基本である信義に反する行為です。

ADORに帰属する著作権と肖像権を持った映像は、公式アカウントでのみ公開することができ、第三者のチャンネルには存在できないと、削除要請をしてきたのはADORです。日曜日の夕方、一方的に月曜日の午前までに削除しなければイルカ誘拐団に内容証明を送り、違約金としてサービス代金の2倍を請求すると脅迫しておきながら、ここに来て何を言っているんですか? もしかして、削除後に初めてバン・ヒスチャンネルの存在について知ったのではないでしょうか?

常識的に考えて、この世のどんな監督が自身の作品を自分で燃やしますか? 私がそうする理由がどこにありますか? バン・ヒスチャンネルは私が演出した「Ditto」という作品の延長線上にあるもので、あえてADORと自称して、何の報酬もなしにファンのために作ったチャンネルと映像たちでした。それなのに、私が今になって急に、何の動機もなくすべて削除してしまったということですか?

イルカ誘拐団は、ミュージックビデオを良い作品として作るために努力し、作品の完成度とファンのために無報酬で作業をしました。そして、現ADORの(既存の協議を覆す)不当な要求にも、映像を削除しました。当時の合意事項も知らないのに、一体何が不満でイルカ誘拐団を契約違反および虚偽事実の流布者に仕立て上げようとするのでしょうか? 私が嘆願書を書いたからこうなったのか、HYBEのミュージックビデオ制作を拒否したからなのか、NewJeansの抹消に乗り出したのか知りませんが、汚いマスコミプレーで真実を誤魔化さないでください。
これでもまたやるんでしょうね。

 

 

私が長年ミン・ヒジンさんのファンであることは、以前も書いたことがあります。

テテのプロデュースをしてくれたときには本当に嬉しかったです。

テテが彼女を「自分のアルバム制作に本当に真剣に取り組んでくれた。とてもあたたかい方だ」と語ったことを忘れはしません。

 

 

 

 

 

 

しかし、そのことがなかったとしても、こんな風にNew Jeansの作品に関わった監督、振付師、作曲家、プロデューサー、そしてメンバーの子供たちまで傷つけ、踏みにじっているHYBEを、容認することはできません。

 

絶対に