ポエム・ポエム・ポエム ~黎明編~ 春の訪れ | toshichanのブログ

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【遅れてきた新人】の、内山敏洋 と申します。 蔵の中に溢れかえっている作品や頭の中に湧き出てくる作品を“どんどんと!”と、考えております。


シャンソンの流れるマロニエの並木道に 春の訪れ
 
コーヒーの香が漂う時代遅れのカフェに ロマンの花
 
恋人たちは今エッフェル塔の陰で 凍てついた太陽を見る
 
=背景と解説=
恋愛の歓喜を感じつつも、どこか冷めた自分が居た気がします。
当時の言葉で言えば「世間が信じられない」ということに尽きます。

世間=女性 と置き換えてもいいかと思います。
女性を蔑視しているのではなく、女性に受け入れられるような自分ではない、ということでした。

憧れに近い気持ちを抱きつつも、いつか離れていく―― 捨てられる、そんな不安な気持ちを抱いていたのです。
 
 一行目、恋への憧憬
 二行目、濃いから与えられる歓び
 三行目、懐疑の気持ち