何を、皆焦る?
父は親会社とのこと、兄は転職のこと、そこに俺の休学問題。
申し訳ないです、言わない方が良かったのかも?
しかし…リーダ俺としては……
時間。そう、空白の時間が欲しい。
煩わしい全ての事よりの解放! が、欲しい。
学校なんて、くそ喰らえ! だ。
授業なんて、受ける気にならない。
全てに、嫌気がさした。
母は、“ひねくれた!”と、言う。
そして、子育ての苦労話をこぼす。
“せめて高校だけは、出てちょうだい!”
こぼせ、こぼせ! 俺だって、言いたいことは山ほどあるサ。
でも、口に出してしまえばそれだけのもの。
グッとこらえてこそのパワーだ。
[沈黙は金なり]
あゝ、また旅に出たくなった。
が、だめ! バイトがある。休めない、今は。
店の稼ぎ時だ。
それにしても、今日は体中の関節が痛む。腰が、疼く。
いやだ、いやだ! と思いつつ、今日も、煩わしい世界をノックする。
社会 ━ いったい、なに?
会社 ━ いったい、なに?
人間 ━ いったい、なに?
あぁ、もうやめてくれ! いい、いい。
俺は、人間が信じられないんじゃない
。絶望したとも言わない。
唯俺の思うが如くに、事が運ばない、それだけのこと。
“何様のつもりだ!”
分かってる、己を過信してるつもりはない。
俺は、誰にも、何にも、求めはしない。
望めば望むほど、絶望するだけだ。
それにしても、小説が書きたい。
考える時間、書く時間、少しの休息、そして推敲の時間、欲しい。
それだけの理由での、休学。
高校なんて、くそ喰らえ! 本音では。
「退学じゃないから、いいだろ!」
貴重な、『今』 と言う時を、逃してたまるか!!!
決して、焦るナ!
決して、慢心するナ!
己を、見つめろ。
見つめて見つめて、見つめろ!