ディフェンスで大事なのは、ポジションとスタンスです。

初心者はオフェンスの近所にいると、

守っている気になっています。

なのでどこで”“どちらを向いて守るのかを

教えて行かなければなりません。

 

その前に、

ディフェンスの基本的な動きをマスターさせるようにします。

   ①ディフェンス・ステップ(ディフェンス・ダンス)

      (「基礎プレイ編 ステップ1」参照)

   ②サークル・ディフェンス(正式名称は知らない)

    最近はサークルがセンターサークルだけになってしまって、

    非常にやりにくいのですが、

    まっ、フリースローの処は「仮想サークル」って事で…

    動きも、文字では説明しきれないので、省略させてもらいます。

    使うのは、円に内接する正方形と縦の対角線です。

    (仮想正方形)

    顔は、ずっと前を向いたままです。

    角々でターンしますが、

    もし一瞬でも前方から目が切れる事があれば、

    そのターンは間違いです。

    何度も間違える場合は、前を向いた顔を両手ではさみ

    「どっちに回る?」と訊きます。

    これで回れる方が、正しいターンです。

    (このくらいだったらハラスメント大丈夫ですよね)

   ③コース切り

    ディフェンスがオフェンスを止めるには、

    体(胴体)でコースを止めるしか手はありません。

    このコースを見つけて、キチンと体を入れる練習です。

    オフェンスはドリブルしながら、

    真っ直ぐ歩いて行きます。

    そして、ディフェンスにコースに入られたら、

    90度コースを変えます。

    オフェンスは、コースに入られそうでも、

    コースを変えてはいけません。

    完全に入られるまで、まっすぐ突き進みます。

    (でないと、練習にならない)

    最初のうちは、コーチが起点に立って進んだ方向を指差し、

    入る位置を教えるといいでしょう。

    オフェンスがコースを変えたら、その地点まで行ってまた、

    進んだ方向を指差します。

 

このような直前での「コース切り」は、

実際に試合に使う事はほとんどありません。

必要なのは、コースを見抜く(見つける)力です。

オフェンスのコースの延長線上のポイントを先に占めると、

オフェンスは何らかの行動を起こします。

ディフェンスはそれに合わせて、次のポイントへ移動します。

これが出来ていないと、

ディフェンスは止めようとしてファウルするか、

F1レースの観客のように、

通り過ぎるオフェンスを首を振って見送る事になるのです。((

このポイントに立つことで、例え止められなくとも、

ドリブルのスピードを落とす効果はあると思います。

 

   ④オールコート1対1

    両端のエンドラインに立ち、

    ディフェンスが対面にボールを転がし、

    ハーフラインまで行きます。

    そこで向こうから来るオフェンスと

    1対1を始めるのですが、

    何も言わないでおくとディフェンスは、

    ハーフラインに立ったままで、

    オフェンスが来るのを待っています。

    そしてオフェンスは親切にも、

    ディフェンスの正面に行って、

    スピードを落とし、1対1を始めようとします。

    しかし、こんなことは、実際の試合ではあり得ません。

    敵は容赦なく、横をすり抜けて行こうとします。

    なので、下がりながら距離を詰めていくことを、

    教えていきます。

    真っ直ぐゴールまで行かれる事は、

    何としても避けなければなりません。

    そこで、オフェンスのコースを止めながら、

    虚虚実実の駆け引きをするのです。(本当は)

    フリースローライン辺りで止めるか、

    サイドに押しやれば、まっ成功です。

 

ちょっと気の弱いオフェンスは、ディフェンスが近くに来ると、

止まってしまいます。

コースが完全に、空いているにも関わらず・・・です。

これでは練習にならないので、

オフェンスにはコースを主張することを指導します。

ディフェンスが来たからとスピードを落せば、

回り込まれコースをとられてしまいます。

ディフェンスとオフェンスは、

ポジションの取り合い(コースの取り合い)をしているのです。

だから、ディフェンスが近づいて来たら逃げるのではなく、

むしろ近づいて接触プレイにします。

ディフェンスを押していれば、ディフェンスの動向がわかります。

練習では、こういう攻めてくるオフェンスがいて、

ディフェンスがそれに対応するのです。

どちらかが欠けても、練習効率はガクッと下がります。

 

   ④ピストン(正式名称は知らない)

    ボールの位置によって、

    ディフェンスポジションが出入りするから

    「ピストン」と名付けました

    (衝撃の事実……小学生はピストン

     習ってないみたいですが、本当ですか?)

    ディフェンスを1-2-2ゾーンの位置に立たせ、

    それにオフェンスをつけます。

    細かい事を言うと長くなりますのでポイントだけ記します。

    ディフェンスも、

    コーチの考え方によって、いろんな種類がありますが、

    私が教えているのは、ディナイではないディフェンス

    (名前は知らない、ルーズ・ディフェンス?)

    そして、オープンスタンス。

    ボールマンに対しては、普通の1対1と同じです。

    (「マンツーマン(1)」参照)

    (ただし、制限区域内にボールを入れられない事)

    ボールと自分が付いているオフェンスを両手で指さし、

    すんなり納まる足の位置。

    そして、首を振らなくても、

    目だけでオフェンスとボールが見える位置。

    オフェンスとの距離は、ボールが来た時それに触れる距離。

    (取れるではない)

    (詳しくは「マンツーマン(2)

     「マンツーマン(3) 」を参照してください)

 

これは、ボールが動くと、

ディフェンスの位置が変わる事をわかってくれればいいのです。

放って置けば、靴底に吸盤があるかのように、動きませんからね。

しかし、最初はサッと動いていたのが、

次第にボールの後から動くようになるので、注意が必要です。

ポジションの移動はボールが動いている間にしなければなりません。

特にボールマンに遅れて出て行くと、オフェンスの思うツボです。

知らない人は何のこっちゃでしょうけど、

知ってる人には「セットしてから出てきたら抜け!」ってのが

鉄則ですから。

もし遅れたら、出て行くのを諦めるか、

小刻みなサイド・ステップで出るようにします。

 

オフェンスは、ただボールの受け渡しをするだけではなく、

トリプルスレッドの練習をします。

ボールミート ~からの シュート(ゴールを見る)

~からの ドリブル(抜くぞという姿勢)

~からの 次のポイントにパス(フェイクを入れてもいい)

ボールが来ていない人は、全体を見て、

動きの遅れている所を見つけるようにします。

その動きの違和感を感じることが出来れば、

攻めるタイミングも知ることが出来るでしょう。

 

基礎プレイ編は、これで終わりにします。

ここから先は、コーチの考え方によると思いますが、

これらの基礎が出来ていたら、習得も速いと思います。

まあ、ネタも尽きていたので、

無理矢理絞り出した感は、否めませんね。

 

参照

ミニバスの練習メニュー.4(基礎プレイ編 ステップ1) 

マンツーマン(1)  マンツーマン(2)  マンツーマン(3) マンツーマン(4)