yahooのニュースに書いてありました。
中学校、ミニバスケットボールなど15歳以下のゾーンディフェンスの禁止が提案された。
現在、12歳以下のチームの90%以上がゾーンディフェンスのみでプレー。
中学校の約70%がゾーンディフェンスを中心としているが、その結果、
1対1の技術レベルの低下、日本のディフェンス力の低下、創造力不足が起こっていると指摘。
「ゾーンディフェンス禁止は必須」とした。
最近、巷でささやかれていた“ゾーン禁止令”が現実化してきましたね。
「ミニバスの90%以上がゾーンディフェンスのみでプレー」にまず驚きです。
何処を調べて言っているのでしょうかね。
私の周りでは、ゾーンをしているチームは、僅かです。
まっ、インパクトを与えるため、盛っているのかも知れませんがね。
以前も“ゾーン禁止令”なるモノが出ましたが、いつの間にか消えてしまいました。
なぜ消えたかは、もう覚えていないのですが、多分、運用が難しかったからと思われます。
大体、何がゾーンで、何がマンツーマンか、区別するのは、かなり難しいと思います。
この2つは、重なる所も多いのです。
総てをディナイのディフェンスでする事は、チームディフェンスを否定する事にもなりかねません。
以前に、スローインに対して、トラベリングの概念が導入された事がありました。
笑止千万、もう、笑ってしまいますね。
スローインの定位置から大きくズレて、利益を稼ごうとする目的を防ごうとしたのですが、
子供たちには、その意識はないと思います。
だから私は、その“御達し”は、無視していましたが。(笑)
そんなの、笛を吹いて、やり直させばいい事でしょう。
今はすべて手渡しですから、この心配は無くなりました。
私の想像ですが、この時、「じゃあ、どのくらいならいいのか」「1歩くらいなら」
「2歩はダメなのか」「ダメと言う訳では」
「じゃあ、大きく2歩は?」「それはだめだ」
「大きく1歩踏み出して、足を引き付けたら?」「定位置からズレるからだめ」
で、ピヴォットの概念が採用されました。(これ、完全な妄想ですからね)
そして、その場で足踏みしても、バイオレーションとなったのです。
ハイッ、目的から、大きくズレました。
まあ、規則が独り歩きを始めて、あらぬ方向へ行くのは、世間でもよくあることですからね。
今回も、その可能性は、否定できません。
この“ゾーン禁止令”も、その目的は、
「パターンだけ教えて、訳の分からないままバスケットをさせるのをやめよう」
って事ですかね。
まっ、そんな事を言うと反論の嵐になりますから、「1対1は楽しい」にすり替えています。
文章にすると「この場合はどうなるのか」とか、いろんな疑問が出て来ます。
“御上(おかみ)”も、その辺のことはわかっていますから、今回は明文化を避けています。
(ということは、努力目標になるんじゃないかと思うんですが)
ゾーン・ディフェンスの魅力は、いろいろありますが、その中に、
・パターンを覚えれば、結構サマになる
・すると、そこそこ勝てる
・だから、保護者のウケもよくなる
ってのがあります。(反論必至ですかね)
私は、ゾーンには、マンツーマンの概念が必要になると思っていますので、
まずマンツーマンを教えています。
行く行くはゾーンにしたいのですが、
マンツーマンがなかなかきちんと出来なくて、未だゾーンには至っていません。(泣)
私たちのチームは弱いですから、ゾーンプレスを禁止してくれると、非常に助かります。
しかし、ゾーンプレスとマンツーマンプレスの違いなんか、判りません。
誰が判定するのか知りませんが(完全に他人事)混乱することは間違いないでしょうね。
まっ、審判が判定することはなさそうなので、一安心です。
もし私が判定することになったら、ほとんどセーフになると思います。
いろいろ、見え過ぎてしまって………。
ここは、バスケットを知らない人に判定してもらうのが、いいんじゃないでしょうか。
私も、ミニバスでの「ゾーンの“指導”禁止」には、賛成です。
ゾーンのチームを見ていると、パターンで動いているのがよくわかります。
ですから、動きが緩慢で、スタンスもバラバラ。
ただ、目の前のボールに反応していますから、なんとか機能しています。
でも、なぜそこにいるかの理由なんて、わかってないんでしょうね。
で勢い、「バスケットの面白さ=勝つ面白さ」になってしまうんでしょう。
「1対1の楽しさ」なんて、感じる術もありません。
まっ、教える人が知らなければ、伝える事もできませんがね。
私は、マンツーマンを教えていますが、もしゾーンと判定されても、スルーです。
まあ、テクニカルを宣せられても、50点差で負ける所が52点差になるだけですからね。(泣)
中学校も禁止なのは、ちょっと酷な感じもしますが、過渡的措置なんでしょう。
ミニでマンツーマンをきちんと教えてくれれば、中学校でゾーンを教えてもいいと思います。
これらの弊害の根本は“将来のヴィジョン無き指導“かと思われます。(「ミニバスでの完結」参照)
サッカーなどは、一貫した指導体系が作られているようです。(それを守る守らないは、別物ですが)
川渕チェアマンが協会のトップにいる今、その辺の改革もお願いしたい処です。
まあ、“勝ちたい指導者”がいる限り、無理なのかもしれませんが。
いろいろ、笑止千万な事もありますが、
話が長くなりますので、個別の案件については割愛させてもらいます。
参照