体を自在に動かせる(重心のコントロール)練習として、フットワークを行います。
そして、ボールを自在に動かせる練習として、ハンドリング練習を行います。
これも、正式名称は知りませんので、適当に書いていきます。(調べるのが面倒臭いだけ……殴)
なので、これらの名称は、私が勝手につけたものです。
以前の記事「ボール・ハンドリング」とダブるものもありますので、そちらも参照してください。
この練習を初めてする前に、ボールの扱いについて、子供たちに注意をしておきます。
ボールが転がったら、すぐに取りに行く事。(結構、転がりますからね)
上級生や他の人が練習しているエリアを説明し、その中にボールが入る前に、必死で取りに行く事。
もし、その中にボールが入ったら取りに行かず、大きな声で「ボールが入りました」と言うこと。
不用意に入ると、衝突の危険がありますし、そのボールを踏まないための注意喚起です。
さて、ハンドリングの練習開始です。
昔、大阪市大の誰かが、アメリカにコーチの研修か何かに行って仕入れて来たものです。
(あまりに昔過ぎて、詳細は忘れました………泣)
それをベースに組んでいます。
(1)ボール・ハンドリング
①体回し(右回り、左回り、各20)
お腹の周りを、くるくると回します。
出来るようになったら、お腹、膝、お腹、首、お腹と回していきます。
②また下エイト(内回り、外回り、各20)
開いた足の間を、8の字を書くように回します。
③持ち替え、左右(20回)
開いた足の間のボールを、足の後ろから出した手と前の手で持ちます。
そのボールを落さない様に、手を反対にして持ち替えます。
④持ち替え、前後(20回)
開いた足の間のボールを、前から手で持ちます。
そのボールを落さない様に、足の後ろの手で取ります。
ボールを前後させ、後ろで取る時は、膝を曲げると取りやすくなります。
①~④は、そこそこ出来るようになったら、上体を上げてボールを見ずにするようにします
指先の感覚だけでボールを操れるようにします。
⑤手叩き(10回)
ボールを胸の前で持ち、ボールの上で1回手を叩き、またボールを持ちます。
慣れてきたら、手を叩くのを2回にします。
初めてこの練習をする前に、「落ちたボールの取り方」を説明します。
ボールを取る時は、手のひらをかぶせるようにして、取りに行きます。
(パスのキャッチと同じての使い方です)
絶対に、指先を下にして、取りに行かない様に言います。(突き指の危険性)
この③④⑤は、ハンドリングというより、素早さの練習ですかね。
⑥つまみ上げ(右手、左手、各10)
ボールをつまむようにして、軽く上に投げ上げます。
ボールを投げた後、5本の指先が一点に集まるようにします。
何の役に立つのかよくわかりませんが、よさそうな気がするので、採用しています。
まっ、ボールを片手で受ける練習にはなるかなと思います。
⑦ジャグリング(10回)
前に伸ばした手にボールを持ち、肩幅の間でボールを左右に動かせます。
出来るようになったら、これを上下させます。
肘を曲げない事、手のひらが上を向かない事。
⑧ボール投げ(10回)
ボールを上に投げ、背中(お尻の上)で取ります。
結構難しいので最初は、首の後ろでボールを持ち、それを背中で取るようにします。
背中で取った後、手首のスナップで上に投げ、前で取ります。
腰を曲げない事、直立で行います。
⑨ボール引き、左右(20回)(「ボール・ハンドリング」参照)
手のひらが上を向かない様に注意する。
肩を引かない。(肩は動かない)
⑩ボール引き、前後(20回)(「ボール・ハンドリング」参照)
指先が下を向くように注意する。
同じく、肩を引かない。(肩は動かない)
これらは書くと長くなりますので、記事「ボール・ハンドリング」を参照してください。
肩を引くと、動作は大きくなりますが、腕の動きは小さくなります。
後々のフォームにも影響がありますので、引いている人にはしつこく注意します。
ボールハンドリングは、手のひらの中にボールの重心を収めるための、指先の感覚を養うものです。
私はこれを「指先に目を作る」と言っています。
だから、失敗していいのです。
指先から逃げて行く感覚も、大事なのです。
「落としてもいいんだぞ。それを落さないようにするために練習してるんだからな」
(2)ピヴォット
ピヴォットを最初に教える時に、0度のピヴォットをさせます。
大きく開いた足を、軸足に引き付けて、元に戻します。(右足、左足共20回)
ピヴォットは、必ず軸足を経由します、その感覚を経験させるためのものです。
①ピヴォット90度(右足、左足、各20)
②ピヴォット180度(右足、左足、各20)
踵を付けない、両足がついた時、つま先が同じ方向を向いていること。
踵がついていると、軸足の膝に負担が行きますから注意してください。
バッシュの裏に丸い模様がありますが、それを見せて「ここで回るんだ」と教えます。
(最近は無い物も増えましたが、1人はいると思います)
軸足を経由しない人には、軸足の近くに足を立てると、
これを避けるため軸足を経由するようになります。
そして、引きつけた時に腰を落とすこと。
両端では立ってもいいから、中央では腰を落とすようにします。
低学年は筋力がないから、全部腰を落とすように言うと、嫌になってきます。(その救済措置)
腰が上がってると回転で足を回しますから、
次の行動は足が着いてからでないと出来ませんし、一歩の幅も、大きく取れません。
一歩は、大きく蹴りだすことを理解させなければなりません。
それと、ピヴォット練習の時は、意識が足に行くため、ボールの持ち方が疎かになります。
その都度「指先は上」と指摘します。(なかなか直りませんけどね)
(3)ドリブル
①その場ドリブル(利き手20、反対の手40)
②左右ドリブル(20)
指先は、下向き。
足を大きめに開き、右手の時は左足の前、左手の時は右足の前に落とすようにします。
慣れてきたら、“低く”“広く”するようにします。
指先が下を向いていないと、可動範囲が狭くなります。
③壁ドリブル(利き手20、反対の手40)
壁に、手を伸ばした高さでドリブルをします。
人差し指、中指、薬指をボールに付けたままのドリブルです。
小指と親指は、ボールの保持に使います。
これは後で、ワンハンドのシュートの時、役に立ちます。
④3歩ドリブル(5ラウンド)
初心者は、1回のドリブルで2歩行きます。
しかしこれでは、スピードが制限されます。
そこで、1回で3歩行くリズムを体感させます。(3歩が出来れば、後は出来ます)
その場で、駆け足のステップを1,2,3と言いながら、“1”の時ボールを突きます。
何回かすると、コツがわかって来ます。
そこで、向う側にコーンを置いて、回って帰って来るまでを、回数を設定してやらせます。
規定回数を越えたら罰則(バービー5回)です。
みんな、喜んで走っていますね。
そのほかに、息抜きとして、「ステージ・ドリブル」をしたりします。
真面目にやっている時は、褒美として「階段ドリブル」をしたりもします。
「ふざけているから、今日はやらない」って言うと、結構締まります。
これも書くと長くなりますので、記事「パスの種類」を参照してください。
(5)ドリブル・シュート
時間が無く、なかなかここまで来られないのですが、来た時はその前段階として、
ランニング・ジャンプをさせます。
その前に、子供たちに、跳ぶリズムを説明しておきます。(右利きの場合)
タ(右)タン(左)と踏み、タンの時、右膝を高く上げます。
歩幅は普通に歩くより狭いくらいの幅です。
これを広くとると、左足に大きな負荷がかかり、高く飛べません。
タ、タ~ンと跳び、空中で右足を伸ばし、両足で着地します。
右足で着地する子は、幅跳びになっているので、注意します。
幅跳びは、前に跳んでいるのであって、上に跳んでいませんので。
さて、ランニング・ジャンプです。
シュートの打点あたりにボールを持ち、これを触るように言います。
(私は182cmありボールを掴めますが、台に乗ってやるといいと思います)
その子の身長に合わせ、高さを変えていきます。
触れるか触れないかの高さにして、触ってボールが落ちると、拍手します。
そして「よしっ」て言うと、いい笑顔しますよ。
そして次からは少し高くしますが、ノリノリでジャンプしてくれます。
なのでこの練習、結構ウケています。
大体これらの練習を2ヶ月くらいやって、出来るようになったら、次のステップに移ります。
私は、1ヶ月したら、軍手を穿かせてするようにしています。(効果の程はわかりませんが)
参照