今日はトマトを1畝植え、午後にはナスを2畝植えて一仕事した気になっているのは、いかにもマイナーな農家です。

トマトは140本ほど植えてようやく苗がなくなったので、清々しました。

問題なのはナスで、何ゆえ定植がこんなに遅れたのか、、、はっきりしないのですが、今日第6畝目、7畝目を植えても、なお70本ほどの苗があり、ピーマン類はもっと多く100本ほどはあります。

もう、全然、ダメ。人並みには毎年植えられませんが、今年は特にダメです。

最初の写真は、もう一月も前に植えた3畝で、今日までパオパオを掛けっぱなし。一番生育がいい株はこんな感じで、これなら、ものすごく悪いとは思いません。



私が⑥の区画としているところの取り組みが、とにかく遅れてしまったのです。


ピーマン類を3畝、ナスを2畝定植したのは先週のことで、その上、北側に今日ナスの2畝を追加です。


ナスは、小さめのポリポットで育苗すると、当然ながらですが、ちっとも大きくならないばかりか、現状維持もできず、劣化するばかりだと知りました。毎朝水やりをすることも、よくないかも知れません。

長ナスなら150果、どうしても数は少ない丸ナスは100果実らせるのが悲願で、いつか実現したいですが、今年はそれどころではありません。

昨年もそれを目指して大袈裟な270cmの支柱を立て、サンラインという誘引紐をわやわやと絡めてみましたが、うまくいかず、、、、。

今年は、気負って取り組んで失敗した昨年よりは、もっと悪い状況です。私は何故かナスが、食べ物として格別な好物ではありませんが、育てる野菜として面白いです。

今年も千両二号、早生大丸、賀茂茄子、リスターダ・デ・ガンジア、ロッサビアンコと5品種のナスを種播きし、育苗したその気遣わしさはむしろ楽しかったですが、早く、適期に本圃に植えられなかったのは、ただただこっちが悪い、、、。

ナスの方には、何の落ち度もありません。


石ころの多い畑とは、今年借りることになった家の目の前の畑のことです。朝7時から二人でそこで活動し始めたので、我々はいっぱしの農夫婦ですね。

妻は3月までは勤めていたので、昨年は一度も畑に踏み込んだこともなく、出荷物の一袋も袋詰めしたことがありませんでしが、今は他にすることもないので、仕方なく手伝ってくれます。私が面倒がる袋詰めなどは、ぐずぐずしている私を促すほどになりました。

借りた畑は石ころだらけで驚きます。コンテナーを三つも置いていますが、それらは引っくり返せば踏み台ですが、石を「収穫」するための容器です。



作業をしながらコンテナーに石を放り込み、畑の縁の何箇所かに持って行ってぶちまけます。

無駄で余計な作業ですが、いつもそれをしていると、苛立たしい地表の石くれは少なくなるのは快感です。借りた畑ではあるけれど、自分の畑に仕立てているような感じ、、、。

採種用胡瓜は4畝植えましたが、そのうちの3畝は妻が植えたし、今日のトウモロコシも全部妻が植えてくれました。

それがどうしたって問われれば、別にどうってことはありませんが、苗の植え付けやその後の水やりなどは、私よりは入念であって、その他の面でも、役割分担がおのずと決まっていく今日この頃です。



種採り用の胡瓜は、もう2畝「メス苗」を植えなければなりません。支柱を立て、ネットを張り、定植するのおきは一時のことですが、その後に厳密な交配作業が待っています。

翌朝開花するだろうメス胡瓜の雌花に袋をかけて封印し、オス胡瓜の雄花を隔離するのは、ミツバチなどによる交配を遮断するためです。私だってやれるし、誰でもできることですが、悪いけどこの作業は、今年は妻にしてもらいます。こういうことには私よりは適正がありそうだからで、酷使、過重労働を強いるのではありません、、、、。

振り返って借りた畑の「全景」を撮ると、すでに自由に使わせてもらっているし、60mの長さのホース(20mを3本つないで、、)が達するようにしているし、石ころだらけのこの畑は、家のすぐ先という点で悪くないです。



面白いことがあって、この畑を囲む畑で活動するのは3名のお婆さんで、そのうちの二人は妻に話しかけてきたそうです。それは田舎では当然のことで、隣同士の畑に居合わせれば、言葉を交わさないことなど、むしろありえません。

80歳代のおばさんは、この年になると毎日の炊事がきつくなったと話し、90歳代のおばさんは、うちの嫁は気が強くて3日と一緒にいることができないと、妻に話したそうです(笑)。

ほんとに、私どもは60代になって、これがまあ ついのすみか(か 雪五尺 一茶)として、ここで暮らすわけです。

私は「村八分」になっても平気ですが(別に、排斥されるわけもないですが、、、)、ムラの様子がまだよく分からない妻に声をかけてくれるおばさん(十分に、おばあさんですが、、、)がいるのは、私はありがたく思います。


スナックえんどうは5畝播きましたが、一部分の生育は今まで一番いいようです。草丈2m超が目標でしたが、そうなっており、収量もそれなりに多いです。

エンドウ類については、品種選びが大事なことのようです。みな好き好きがありますが、つくってみなくては分からない、、、、。私はいまのものを3年ほど育ててみて、好きになり、他のものはいわば排除です。

種の播き方は「巣播き」がいいようです。3粒播きで、間引きなし、1粒(本)では生育がよくないようです。

それと、きぬさやエンドウは、私の場合はどの品種も収量が少なく、早くへたってしまいます。来年はもうきぬさやはつくらず、代わりにグリーピースをつくってみよう、、、、。

そして、スナックえんどうは今年の倍はつくろうと思います。高冷地の当地では、すべて春播きです。倍もつくるというのは、妻がその収穫を担当してくれるのを期待するからです(笑)。

豆類はうまく育てば収穫量が多いというか、一莢一莢摘み取るのがなかなかの作業です。せっかちな私はイライラしてきますが、妻は辛抱強く採り続けることができます。

そこを期待して、実はインゲンの4品種も10畝、定植したり直播きしてあります。

つるなしインゲンの「サクサク王子」というのが、私は優秀なものと思います。昨年も育てましたが、あまりにもたくさん実るので、他の作業もあり、半分以上は採り残しました。

今年は誘引方法を換えてフラワーネットを使うことにしました。ネットを少しずつ摺り上げていくのですが、今のところうまくいっています。


フラワーネットはピーマンの誘引によく使われます。昨年は、私も真似してやってみましたが、ある程度大きくなった苗の列に、上から被せようとしたので失敗でした。

今年は、最初から畝に張って(敷いて)おいて、ピーマンが伸びるにしたがって、上へ上へとずらしていきます。こうするのだと、プロに教えてもらったのではなく、私が勝手に考えたことです。



昨日は長野市街に住むK夫妻が畑に来て、喜んで野菜を収穫してくれました。その後、蕎麦屋に行って昼食。私が大好きな大望(だいぼう)峠に案内もしました。


K夫妻は、2度も3度も長野で食事でも、または居酒屋へでもと声をかけてくれたのですが、今の私にはその時間が取りにくいし、街中で食べたり呑んだりには少しも喜びが感じられないのです。

いっそのことそちらがこっちへ来ませんか?とお誘いしたのです。

昨日はもう一件、帰省後の勤め先の仲間の一人から飲み会の誘いがありましたが、それも丁重にお断りです。