長年お読みいただいている方は、よくよくご存知だと思うのですが
私のゴルフは本当に紆余曲折の経過を辿りました。
その中で、ギアの話は、本当に面白いのです。
”結局ミズノ” という事なのかもしれません。
ハッシュタグをつけるとしたら #MIZUNO #T-ZOID #MP
なのでしょう。
出会いは、偶然にも10年前に、Comp EZの復刻版を手に入れた事ですね。
嘘偽り書いてもしかたがありませんし、見得を張る必要はまるでないので、
そのまま記載します。
あの日、私の前に突然出てきたCOMP-EZはほぼ新品でした。
古い古いクラブです。1998年のクラブですからね・・
中古ショップの査定もおそらく、1998年のクラブとして出ていた。
2009年4月の出来事だった
つまり、98年もでるではなく、NS950の刺さった2006年の復刻モデル。
価格は198百円
その後は、このクラブで切磋琢磨
その後、NIKE VR スプリットキャビティ フォージドを購入したものの
これ、結局は私には、しっくりこなくて、その後もT-zoidを使い続けることになった。
NIKE あにもいけないところは無い これは名誉のために言い放つと悪いところは無いのでしたが、私にはダメだった理由は一つ。
このクラブ、私が打つと”曲がらないのです”本当にストレートなのです。
当時のレビューは真っ二つ。
操作性の良いフォージド、当時は同じシリーズで、オートマチックのマレジングキャビティが発売されていたので、こちらフォージドは中級向けとなってはいたと記憶しているのですが、でも雑誌やネットには、優しいフォージドでオートナチックで操作性は望めないという記事もあったようです。
実際には、所謂棒球なので、好き嫌いで言えば、好きじゃいので、どうしてもT-zoidと出かけることが多かったのです。
ヘッドの大きさは、Tの方が大きい、けれど小顔のヘッドでソールにタングステンを張った複合素材の軟鉄アイアンは、小顔のわりにソールは広めというものでした。
Tで慣れ親しんだ私には、オートマクラブは気持ちが悪いのです。
逆に考えたら、最初にオートマチックを使うと、その先はどうなるのでしょう。
私がゴルフを始めた頃、ウッドはパーシモンでしたし、アイアンはオートマチックとは程遠いものでしたから、今の人とは環境が違いすぎです。
で、その後、散々使い込んだにも関わらず、T-zoido メンテも総て自分でやりますから、定期的なグリップの交換、日ごろのケアもきちんとやってますので、今でも美しいのですよ。この、私のクラブメンテの癖なのですが、人とは少し違うようです。
ラウンド後のメンテは、疲れていても何でも、その日のうちに総て行います。
アイアンの溝の汚れをおとし、グリップは必ず真水で汚れをおとして、きちんと乾かす、スチール シャフトは拭いてみがいて、ワックスかける。特にグリップの酸化、硬化はメンテで長持ちが全然変わります。
なので、操作性の良い古いアンアンを私は、大事に使っていたわけです。
そして、ドライバーを買い替えるため、足を向けたショップにそれはありました。
MIZUNO MP-4 美しすぎるほぼ新品 価格が破格の37千円
MP-4は、実に 2014年にデビューしたアイアンです。
おなじクラブはショップには、何セットかありました。
それも4万円以上のものが複数
綺麗なヘッドに、イオミックのグリップ
使い込んだヘッドに、純正のグリップ、拘りのカスタム使用
DGのS400が刺さったものなど
どうみても総合的に、この破格のセットが良すぎる。
クラブは、安いのは悪い事ではないけれど、他に比べて条件が良すぎる。
気持ちが悪いので、気にはなったが買わずに帰る。
そこから、数日、気になって気になってしかたがない。
ショップに行くこと、2回ほど、気持ちの整理はつかないが、欲しい気持ちも消えない。
真剣に1本1本を見ていくと
P~5番 中 9番にのみ、フェイスに緑色のしつこい打根がある。
グリップはミズノ純正、ただしかなり硬化が見られる。
総ての番手に、ソールには傷が無く、打った形跡は皆無。
店の人曰く、試打したがる人が多く、店内で着いた打根なので、すぐ落ちるとのこと。
この、すぐ落ちるはにわかに信じないけれど・・・
試打したがる人が多いのは、あながち嘘でもなさそうだ。
こうなると
なぜか、自分の中で 買い!!
工房のあるショップなので、フェイスの打根だけクリーニングを依頼して購入。
結局、落ちなかったけれど
後は自分でメンテすることに。
経験が功をそうして
=必要と想定したメニュー=
全体のクリーニング グリップ交換 程度、すこぶる美品なので、その程度だった。
さらに、交換を予定したグリップはと言えば
中性洗剤で、軽く洗い、そのあと乾燥させてみたところ
硬化したゴムが柔らかさを取り戻し、まだまだ使える状況に復活。
中古クラブを選ぶ場合、グリップは引き続き使おうとは、全然考えない私
でも、オリジナルグリップが刺さったクラブは、一つの仮説がたつものだ。
メーカーロゴの入ったオリジナルグリップが刺さっているという事は、
買ってからグリップを交換したことが無いと考えることができ、一様の所要頻度、経年経過を知る目安になる。グリップ交換をする場合、自分でしても、ショップに頼んでも、オリジナルのグリップを差し替える人は極めて少ないと思うからだ。
また、市販のグリップに変えられた中古クラブも、そのグリップである程度、過去のユーザーがどんな使い方をしたか解るから参考になる。
個人的には、MIZUNO系のクラブで、カラーのグリップを刺しているモデルは避ける。
また、綺麗に刺さっていないクラブも避ける。
自分でさす場合も、きちんと刺さっていないオーナーのクラブを買おうとは思えない。
極端にボロボロのグリップも避ける、そうなるまで交換しない人が使ったクラブは
そう考えると、中古選びも簡単じゃない。