日銀が自作自演する好景気には、もはや限界が来ている事は言うまでもない。

この自作自演は、上司からの強力なオーダーによりなされたものであるのは

誰の目にも明らかで、その上司とは、かくいう、あのミクスであるわけだ。

金融政策だけでは機能しないこの政策には、当然のこと財政政策があった

わけだ。

ミクスの仕掛け人も、日銀だけに押し付けず、きちんと約束は果たし、財政

政策に着手した。

 

ここまでは、良かった。

ここまでは良かったと言うのは、ある意味では間違えで、ここまでは管理で

きうるものだったという方がただしい。

問題は、ミクスの仕掛け人には、自分たちではどうすることも出来ない、

第3の矢をミクスにミクスしたこと事だといえる。

日銀も、政府も足並みを揃え2本の矢を放った

 

このパワーたるや強大で

おかげで、銀行は太りに太り、金融界は好調さをアピールした。

株価は、極端に上昇し、企業価値は軒並み上昇。

 

ここまでは、まるで、水を得たスポンジが膨張する様な勢いだった。

 

ただ企業は、膨れ上がったものが一過性のものだと知っていた。

だから、設備投資も賃上げも躊躇した。

借り手の居ない金は、投資にながれ、景気に良さは衰えを見せず

2015年は暮れを迎える。

中国経済の停滞も、深刻だといいながらも、どこか皮膚感覚が無いまま

株価だけが落ちていく。

 

下落する株価に、大慌てしたのは だれか??

 

それは、高止まりするする株価だけを、成功のバロメーターにしている

ミクス組みだ。

 

ミクスの成功は、株価の上昇、これが否定されたらもう・・・

 

株価と、ドルの買い支えこそが急務

 

なぜなら、それこそが、日本国債を守りぬく術だから。

 

今、これが仮に崩れたら、その悪影響は、おそらくバブルの比ではないかもしれない

 

ドル円は90円から120円をキープし、日経平均は一気に倍の2万円、これがベース

になって運用しだしたら、年金機構も、生保も

先行きが厳しい。

良いと思った運用先は、良いと思った時にはすでに


失敗は認めてしまえばいい