微妙な変化が出た!
やはり年度末までの様子見とは違って、
おそらくは力関係がある均衡なんだと
思う。
それも、日本の決算儀式も織り込んだグローバルな動きとして。
ドルは対円で少し下げて、対ユーロで少し上げた。
ユーロの緩和措置なんて大河の一滴。
一枚岩で踏ん張りきれないアメリカと、
裏表ばかりの腐った日本の体質。
アベノミクスの負の影響は目前に来ていると思う。
先づは財政の綻びが新年度は明らかに表面化するんじゃ無いか。
歳出の膨張は限界だから。
少しづつ回らなくなる。

アメリカが共和党に変わるまで
あちらも動けない筈だ。
それにしても、民主政権になってからの経済政策は矛盾との戦いだったみたい。
それを日本が真似ることはなかったと思う。日本は矛盾との戦いではなく、それさえも見えない振りの強引さだ。
中央銀行の独立性さえ無いのだから。
今思えば、財務金融と経済産業の連携が無く、日銀がお手本どうりのマーケット主導を貫いた事が災いした。
日本企業がグローバル化を達成した背景は、マーケット主導の金融政策だったから。
弊害は、生産技術の海外流出と国内雇用の喪失。

政策転換の日銀とアベノミでの円安シフト。円高に強い体質を作った製造業は為替だけでも、莫大な利益を得た。
雇用も伸びない、本邦ない中小企業には恩恵などない。
恩恵なければ補助を出す。

これでは、政府の権力は増大する。
マーケット主導とは矛盾する。