出来っこないことを打ち立てて、
それを実行した結果。
起きっこない事が起きた。
昭和の反省だ。

そこには、出来っこないことを分かっていながら、止められないどころか意に反して先頭を走ることになった男たちが居た。
冷静な彼らですら、判断を流されてしまった。冷静な彼らを狂わせたのは愚かな権力者と、それを鵜呑みにした中堅幹部の陶酔だった。
責任の所在の曖昧な戦争が始まった。
似ている実によく似ている。
付け焼き刃な素人の経済政策は禁じ手が何かをあやふやにして、何事もなく禁じ手が打たれる。出来っこない事がやられたのだ。
出来っこない事をすると、ありっこないことが起きる。
出来っこない金融緩和をやった本人は、やらされた感満載で、当事者意識はないのかもしれない。
司令官は人事権を武器に、冷静な男を退任に向かわせた上でNOを言わない人材を充てると言う手法だ。
民意が世論が味方なら何でもできる。
似ている。
似過ぎている。

残すは、経済的な玉砕か?