累進課税制度を議論する時に
沢山稼いだ人は税金をそれだけ多く払うのはあたりまえだと言う意見が多く聞かれる。

本来、沢山稼げたのは社会のお蔭であり、その社会に利益を再配分すると言う意味では正しいとも言えるのだ。

だが、この考えには最大の落とし穴がある、性善説の前にはこの制度は有効に機能する。
でも、この世の中は性善説で説明がつくだろうか?

まず、累進課税で多額の税金を納めたとして、その税金が本来の趣旨として使われるのかと言う問題点がある。

これは、多額の税金を入れている特別行政法人や、なんたら法人が、実態がなかった、ねんてニュースにもなれば、あの電気屋の赤字穴埋めに使われたり、本当に要るのかよという橋や道路に使われたり、何に必要かわからないなんたら協同組合にも渡る。

使う方にモラル無くして、払う方にモラルを強要するのは如何か?

さらに大きな問題がある。
頑張った人が稼ぐ金を多額の税金で持って行かれる反面で、全く稼がない人々が多額の保護、保障を手にしている実態がある。
働かざる者食うべからず という原点回帰も必要ではないか。

このままでは、高額納税者のモチュベーションは急降下しかねない。
まして、昨今の高額納税者の中には日本の社会でなくても利益を得る事が出来る業種、業態も多い、勿論、日本人の海外での経済活動にも監査の目は光るのだから。

脱税の取り締まりは、生活保護の不正受給の取り締まりより厳しいのは、同じ人件費で効率の良いのは脱税の取り締まりだろうから。

不正受給を暴いても、蓄えている筈もなく、返済の当てもないだろうから、摘発しても何も残らない。

こんな社会で、性善説を基にしている累進課税が整合性を持てるかは大きな疑問だ。

年の瀬、数年前には派遣村が話題になった。
あれば、あれだけ人が来る
なければ、無いで考える 弱者と呼ばれながら、ドッコイしたたかな人々は多い。

弱者を触ると、多分イメージ悪くなるから誰もメス入れられないのだろう。

メスが入らなければ好き勝手になる。

この国で、本当に最後に生き残るのは 元気な保護世帯に他ならない。

聞いたところ、夫婦と子供2人の親子4人の生活保護世帯の年間の生活保護費

東京で約220,000円/月 × 12か月 円 2,640,000これ年収じゃない真水だ。

だから、これに税金も健康保険もかからない、給食費もかからない。

サラリーマンは普通 税金社会保険などを引かれて手取りになるから

この手取りを実現するためには、年収で言えば350万以上


働かないで、良い暮らししてるなら働かないだろ。

流石に、支給額が見直されるみたいだが、それでも20万以上はもらえるらしい。

これが税金だと思ったら・・・・

本当に、最低限の生活のために保護が必要な人と、本当は働けるのにと言う人は
どの程度の割合で存在するのだろう。

病気や怪我は解りますよ。


『うつ病で、仕事に出れず、毎日家でゲームしてます。』

これは、ダメだろう。

『対人関係が上手く構築できず、引きこもりの生活です』

これもダメだろう。

医療機関と密な連携で、本当にどうなのか審査するなりすべきでわ。

何かの本に、ホームレス調査をしたところ、知能障害が多くみられたと出ていた。

彼らは、生活保護の制度を知らないし理解できない、けれど一人で何とか生きている。

これこそ、何らかの保護支援必要だろう。

誰にも頼らないホームレスの方が、元気な保護家庭よりは立派に自立してる。


根っこが間違ってる。