2度目の島です。

はっきりと感じたこと。

日本人観光に関するこの島が考えるプロモーションには根っこに課題があることが見えた。

Anne  への依存である。


旅行会社が出す情報は常に島目線てまはなく、アン目線なんだ。


確かにモンゴメリーによりこの島を舞台にアンは書かれて、その主人公は今も変わらないこの島の風景の中で生き生きと過ごした。

物語でありながら、モンゴメリーを通して実在する。


日本では絶大な人気を持つアンがここには居る。


ただ、そこばかりがフューチャーされ続けて、この素晴らしい島を訪れる人の入り口を限定している。豊富な食材、空気、移り変わる自然、暖かな人々。

素晴らしい風景に建国の歴史。

もっともっと伝えるべき良さがある、それをアンだけに結びつけている。

事実、受け手になる島の日本人が熱烈なアンファンばかりだから。

アンについては物凄い知識を有し、ツアーのアイディアが生まれるが、島の良さを全てアンに繋げて伝えるのは、はっきり言うと、大きな間違いだと思う。

島があり、アンの物語が生まれだのだから、物語の舞台を再現した島ではないという当たり前を否定してしまっている。


アンを読まないで来ないでほしいなんて、勘違いも甚だしい。


カナダ、アメリカの観光客は全く違う

入り口で島に来るのだから。


確かにアンを大好きな日本人はとても多い。でも、それがマジョリティになるなら、ここは日本人にとってテーマパークから抜け出せない。