日本に帰った途端に
NHKのドキュメントは深夜に放送される。ゴールデンに流したら
お笑いとバラエティに犯された国民は、それを見る選択をしない。
見た限りでは、福島はいずれ第二の水俣病問題を抱えるのではないかと感じた。
幼児の被曝は見て見ぬふり、安全だという答えが先にあり、その裏ずけを作る学者はいい学者。真実を伝えようとしたら、国益に反するのか?
もう、現役官僚の自分の代での問題提示はしたくない先送りが、取り返しのつかない自体をよぶかもしれない。
当時の担当はもう退職しています。
そんな、未来の台詞が目に浮かぶ。
政府は安全を叫び、オリンピックに
話題をそらす。
バラエティば湯組の裏に真実はうもれる。
芸人は罪を感じているのか?
そんなわけはない。
企業人は目先の業績と自分の給与にばかり目を向けて、世の中を見えない盲目の衆だ。若者は、放射能より自分の偏差値。
こんな、こんな、世の中は、いつか、取り返しのつかない局面を迎えても鈍感に被害のみを受け入れる。
危機管理、リスク予測、その全ては活字のみ。
残念だ、とても残念だ。
もはや、改善の薄日も見れない。
誰かが、言い出さねば。
誰かが言い出しても
強靭扱いする。
このくには、そんな国なんだ。
そんな、人しかいないんだ。