台風が近づく3連休、荒れない予報は初日だけ。
そんなタイミングで谷川岳に登る。
土合口からケーブルで天神平に入り、そこから尾根を登る。
一面のガスに視界は良くない、近隣の景色さえも無い。
混雑する登山道。

谷川岳、この登山道のバリエーションは豊富だ。
木道から、階段、ロープ、鎖ガレ場といったシチュエーションがある。
標高は1,900程度。
ケーブルで上がればコースタイム2:30で山頂へ届く。
小屋まで上がれば、トマの耳、オキの耳と二つのピークを辿り小屋に戻るのに40分程度だ。
このコースで雪の無い時期であれば、天候が荒れない限りは危険な箇所は殆ど無いと言える。
谷川岳と言えば、このコースがメインだと言って良いだろう。
もちろん、この他にもコースは数多く散在するし、レベルも最高難度のロックまで入れればとんでもない危険な山であると言う表現も出来る。

話を戻す。
コースタイム2;30、ケーブル登り口で手に入るパンフレットには簡単な地図が付く。

登山本でも初級・中級に分類されるポピュラーなコースだ。
ツアー登山なら東京からの日帰りも頻繁に出ている。
そんな手軽な山で、さらに高低差の少ないケーブカー利用となれば、行ってみたいと思う人も。

そう、老若男女ともに押し寄せる。

でも、ここは山である。

ジーパンにTシャツ姿の若いグループ
普通の子供服の親子連れ
ママのファッションは見た目は山ガールそのものだけれど
アイテムの一つ一つはタウン使用
山メーカーでも、実は山用ではなく、登山前、下山後に着るコットン素材の服が出ている。
まして、これは全くのタウン用。
ジャージのオジサン
これらの人が山頂を目指す。

さらに、老人達
老いてからの登山デビュー

本当に至る所で立ち往生の大渋滞。
もちろん山だから、ご自身のペースで構わない、だからこそ、自分に合う山か否かは最低限、判断して来る必要があるのでは??

さらに、山頂部、ロープの中に踏み込みバーナーを炊いて料理を作る若者。
装備も技術も身につけたなら、その大前提のルールを身に着けろ。

そこには、危険を告げる意味のロープであったり。
特別な自生植物の繁殖地であるかもしれない。
ロープには意味がある。

レベルを問わず、間違った登山者の多い山

これは、ケーブルカーで高度を稼げる山の一つの傾向。

こまったもの







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