不思議なんだよね。
後にして思うと、地獄の口には天国だと信じてしまうような甘くて美しい景色があるものだ。
天国の気持ちに慕っていれば、それは天国のままの居心地で続く、でも
それは天国では無いのだから、いつしか地獄の断片が現れる。
次第に同じ景色が天国では無い景色に見えてくる。
そして、天国だったと感じていた全てがそのまま地獄の景色に変わる。
そう、気づいたから。
でも、気づいた時、入口は遥か遠くに過ぎ去り、戻ることは許されない。
突き進んで出るしか無い。
このプロセスは辿ってきた天国と錯覚していた時間の何倍も深く長く。
だから、大事なのは入り口で疑うこと。
安全そうな入り口ほど。
なぜか、それはあなたが自分の目だけで周りを見ているから。
貴方を見る貴方自身の目が見えないから。
見え無い人間には何を言っても理解されないから。見えないのだから。
だから、僕は見えていない人を救えない。
それを愚かと言う
いいや、愚か以前の問題さ。

本当に救われない
そもそも、救われないから地獄に誘い込まれるんだよ。
救われたいと思うなら
自己愛と自己保身は
今すぐやめる

わかってない人は、分からない
まま、自分と周りを不幸にしてしまう。
それが自分の責任とは思えないから。