先週は、あまりの1本調子の円安への動きがひと段落すると見越して96円50で、売りポジを持って4円台で決済したのでそれはそれでハッピーではあったけれど。
いざ今週は、一度戻したものの、肩透かしの状況にキプロスが前面に出て再び円高に。
そうは言っても、キプロスは25日まで様子見だけど、トレンドが変わるとは無いから、ここを押し目に少し買っておく。
ギリシャ、キプロス、イタリアと地中海の課題はどこまで広がるか。
ここから、コスタデルソル スペインに飛び火して、さらには南仏のリゾート如くフランスにも影響をすれば、後はドイツがどこまで損な役回りを演じ切れるかによる。
そもそも、ドラクマ リラ ペセタ これと フランスフランに留まらず、マルクまでもが十羽一絡げにしようというのは所詮は不可能な事だったのではなかろうか。
ポンドは蚊帳の外だし、スイスフランも同様となれば、ばばを引くのはゲルマンのみ。

一方で日本はと言えば、回避通貨筆頭の円だが、その実態はなんともなんとも
60歳以上の巨額の金余り老人金融資産で国債を買い支えてる構図は、それほど脆弱じゃない。
だって、知識も向上心も薄い、高度経済成長期のサラリーマン根性だけの老人が、証券会社と銀行の行う、なんちゃってセミナーで主催者目線の資産運用を聞いて言いなりになっている以上はこの国の財政は安泰。
若者が山っ気だしても、資産は老人に集中しているのだから焼け石に水 影響ない。

これだから、振り込みカモ いいや サギが横行する。
サギに会わない方法をもっと啓蒙した方が良いと思う。
金があるからサギに会うのだから
総て、投資でも投機でもない、消費に使ってしまいなさい。

そうすると、困るのは貴方たちに巣食ってバカ儲けしていた金融機関だから。


貯めることと、増やすことばかり考えて生きてきて、使うことを罪悪としてきた
この層が日本をダメにする。