韓国がアベノミクスに関連した円安に神経質になっている。
今や、家電をはじめとした製造業では群を抜く勢いの韓国がだ。
自国通貨の値上がりは輸出に与えるダメージは大きい。
逆の考え方をすれば、ここ四年は日系製造業はその波に揉まれた。
結果としては、生産拠点を海外に移すなどして対応して、何とか凌いだものの国内の失業率は上昇し、今更国内生産に安易には戻れない。
雇用問題から技術が他国の企業に流出したとも言われる。
世界戦略企業とは為替のリスクをどうヘッジするかも重要な戦略だ。
今が予期せぬ逆風と考えるなら、それは違うのだ。
為替は変動すると言う前提を無視出来ない。
それも、為替の振れ幅はとても大きい。物価上昇率や、かの中国の数年前のGDPの推移とも、比べ物にならない変動を示す。
マーケットとはそう言うものだ。
彼らは中国も韓国同様に為替による貿易不均衡を叫ぶだろうと言っている。それもどうだろう。
彼らは、自国通貨を未だにある程度管理出来る。
今為替のことで、必要以上に自己主張をすれば、先進国からの抵抗に会う。
それゆえ、中々慎重にな、ざる得ないと思う。
それから考えれば、韓国が今回の円安にトレンド(円安では無い)にアレルギーを起こしても、未だに90円の
現状では難しい。
韓国経済は、ここでさらなるグローバル化を果たす時かもしれない。




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