昨夜 たまたま開いたゴルフダイジャストのバックナンバー

そこには セベについてのコラムが載っていた。

日本人の女性ライターが書いたそれは、淡々とした文章の中に

彼女とセベの間で交わしたものが内包された内容だった。


セベ彼の生い立ち人生その中に、2人の兄達のこと、キャディ時代のこと

黄金期 そして・・・・・


彼のゴルフの中でトラブルショットは切っても切り離せない

全英で79年のあまりにも有名なロイヤルリザム セントアンズ 16番 パーキングからのショット

読んでいてセベという人のゴルフが見える思いだった。


1965年に生まれた私には、セベはスーパープレーヤーの一人としてしか知らない。

父親がテレビに、それこそかじりつく様に見ていた頃のプレーヤーだ。

パーマー トレビノ 二クラウス ワトソン と 主役は代わり

セベ、ノーマン スタドラー と父親時代のヒーローが続く。


私の時代のヒーローは、ベンクレンショウ、タイガー、デュバル、ミケルソンであるように。


既に ババ や ルーク や ファウラー ガルシア は私の時代ではない。


そんな中で、セベのゴルフをコラムで知ったわけだ。


79年の中継も父と見ていた気がするが・・・・


その中に、マグノリアの咲き誇る植え込みでウエッジを持つセベの写真があった


オーガスターでのトラブルショットだった


今朝 オーガスタの勝者は ババだった


最後の最後、プレーオフ2ホール目


その勝負を分けたのは


2人のプレーヤーが二人とも曲げたあとの木々の中のベアグラウンドからのトラブルショット


ババはここからピンハイにつける


まるで まるで あのセベのショットのように


昨夜のコラムの


まるで、セベが明日の戦いを予想するかのように


天国のセベは今このオーガスタの景色を見て何を言っているのだろうか?


『俺の十八番をやりやがった』 かな


『俺はオーガスタにも貸しが有るんだ』


なのかもしれない。


天国のエルニーニョは今年も思い出させてくれた


今夜はセベに乾杯




Mizuno-MP 使いの ルークは残念だったけれど

今年のオーガスタもまた、ドラマを見せた


明日はラウンドだ、セベを感じて回ろう たとえ栃木の安コースでも

気持ちはオーガスタだよ。