今朝の新聞。
もうここかなりの事にはなるけれど、金融商品やら通信教育やら・・・・・
これは多分 私の憶測でしかないけれどこういう事だと理解する。
消費にはバリアーを貼っている方々の財布の紐が緩むのは、儲け話と自己啓発、そしてご子息の教育。
要は見返りが無いものに対価を払わないのである。
投資は元本保証の高利回り そんな旨い話が有るはずが無いが広告見てると有りそうにも思える。
少なくても現実感を肌で感じないリスクの説明が載ってはいるけれど。
続いて、自己投資 通信教育で自らのスキルアップとかこれ以降の人生の充実を・・・・
そして次なる世代への先行投資 ご子息の教育費という事になる。
子孫の成功は我が喜びと同時に、将来の保険子供に金が有れば親は安心だろうから・・
つまり、自己資産が増える事には金を払うが、そうでないものは我慢する。
でもこれら一重に他人任せ
○金融商品 購入すれば後は増えるのを待つだけ。
○自己啓発 通信教育で月謝払いさえすれば資格がとれると思うという事。
○ご子息教育 子供の努力と成功を応援するのみ。
つまり総てが何処か自己努力の中心は金を出す事。
一般消費財に金を払ってもその見返りは 100:100 決して 100:200にはならない。
でもでも 一般消費財なら 100:50にもならないけれど、こちらは平気で 100:0になるのに・・・
市場にも自分にも他人にも投資は惜しまない、見返りを期待して。
でもマーケットはゼロサムゲーム 勝者がいれば敗者がいるもの。
自分だけの方向展開は日本人にはむずかしいだろうけれど、何処かで方向を変えないとならないかも。
○塾の送り迎えに使えば確実に成績が上がる車とか
○住めば資格が取れたり学力の伸びるマンションとか
○食べた後で種を植えれば確実に収穫でき利益の出る かぼちゃ とか
○着ているだけで運気が確実に上がり実感できる高額フリースとか
こんなもんを売り出すしかないかも。
『電子決済通信販売』
何でも手軽に注文でき家に届く通販。
便利極まりないが付帯消費を完全に停滞させる。
交通費を使い銀座に出向き、家族で食事をして買い物を楽しむ 少し疲れて甘いものを食べる・・・・
この高度経済成長期の日曜の過ごし方が崩壊した。
ついで買い、購入に対する付帯費用支出が無くなった。
持っている人は ジャンジャン金を無駄遣いして欲しいものですね。