「祈りについて」
誰に祈るの?
あなたを特別な存在としてこの上なく愛してくださる神に祈ります。
唯一絶対の神に祈ります。
永遠の過去から永遠の未来まで存在する、全知全能の神に祈ります。
あなたの本当の父親である神に祈ります。
あなたを危険から守ってくださる神に祈ります。
この天地、宇宙全体、素粒子の一つ一つまでお造りになった神に祈ります。
すべての生命をお作りになり、そして何より、あなたを今、ここに存在させてくださる神に祈ります。
私は誰に祈っているのだろう、と自問するのはよいことです。
自分が祈っている神さまについて知りたいときには、 聖書を読み、教会に行き、あるいはクリスチャンに話を聞きます。 「神さまってどんな方なのだろう」
あなたを愛してくださる本当の神さまに祈りましょう。
あなたの願いを聞いてくださる方に祈りましょう。
石ころに祈るのはやめましょう。ハンマーの一叩きで壊れるようなものを頼りにするのは空しいことです。
紙切れに祈るのはやめましょう。マッチ一本で灰になるようなものを頼りにするのは愚かなことです。
単なる人間に祈るのはやめましょう。どんな人間も、死んでしまうものですら。
お金や地位や名誉や家や洋服やコンピュータに祈るのはやめましょう。あなたがそれらのものをいくら愛しても、人格のないものはあなたを愛することはできません。
神社、寺院、仏壇、仏像、神像、御札、絵画、彫像、アクセサリー、数珠…そういったものに祈るのはやめましょう。それは単なる「モノ」にすぎません。
山、森、雲、炎、太陽、月、星…そういうものに祈るのはやめましょう。それらもすべて単なる自然現象や被造物にすぎません。
現代にはたくさんの「まやかしもの」があります。聖書に書かれている本当の神さま以外に祈るのはやめましょう。
いつ祈るの?
いつでも祈れます。祈ろう、と思ったときにどうぞ。
いつでも祈っていいのですが、お勧めの時というのもあります。
朝。特に目が覚めてすぐに「神さま、感謝します」と祈る習慣はとてもいいものです。
食事の前。食事の前に「神さま、この食事を感謝します」と祈ります。
仕事や勉強をはじめる前。「神さま、この仕事/勉強を誠実に心を込めて行うことができますように」
決断・決心・判断をするとき。「神さま、自分のわがままな思いで決めるのではなく、あなたからの正しい知恵によって決めることができますように」
人と会う前。会議の前、デートの前、部屋に入る前、に「神さま、私とともにこの場にいてください」と祈ります。
眠る前。「神さま、今日の一日を感謝します」と祈ります。
車の運転前。「神さま、安全運転できますように」と祈ります。
飛行機が離着陸するとき。「神さま、パイロットを導いてください。無事に飛行機をコントロールしてください」と祈ります。
手紙や葉書を投函する前、メールを送信する前。「神さま。この手紙を出してもいいでしょうか。…(ここで少し待つ)…無事に届けてください。この手紙を通しても神さまの栄光がたたえられますように」と祈ります。
時間を決めて、集中して長く祈るのもよいことですが、そのように祈らなければならないわけではありません。
どこで祈るの?
どこで祈ってもかまいません。が、お勧めの場所というのもあります。
会社や学校の自分の席。
教会。
自分の家の決まった場所。
集中して祈りたいときには、一人になれる少しさびしい場所がいいです。
静かで、小声を出しても大丈夫な場所ならなおいいです。
目をつぶっても危険のない場所がいいです :-)
歩きながら。通勤・通学の途中など。
寝床の中で。
お風呂の中で。
ドアの前で。
どんな姿勢で祈るの?
どんな姿勢でもいいです。が、お勧めの姿勢というのもあります。
腰掛けるか座るかします。
両手を組んで、目を閉じます。両手は組んだ方が落ち着きます。
両手を組まなくてもいいです。両手をあげて祈るのもいいですし、踊りながら歌いながら祈ってもいいです。
目は閉じなくてもいいです。誰かと話しながら、心の内で祈ることもできます。
十字を切ったりする必要はありません。切ってもいいですけれど。
立って祈っても、横になって祈ってもいいのですよ。
どう祈ればいいの?
深呼吸してから、以下のように話しはじめます。 肉眼には見えないけれど、 あなたの祈りを耳をすまして聞いている神さまに向かって話します。 心のうちで話してもいいですが、そっと声に出した方が祈りやすいです。
神さまに対しては心を開きます。 神さまはあなたのことを全部知っています。 ですから、自分の思いや考えを隠す努力は無駄です。 そうではなくて、心をすべて神さまにさらけ出すという意識をもって祈ります。
はじめは、神さまへの呼びかけからはじめます。 あなたが他の人に話すとき、その人への呼びかけから始めるように。
できるなら、あなたの知っている範囲でかまいませんから、神さまをほめたたえましょう。 神さまを賛美しましょう。 「賛美は要求に先立つ」「感謝は要求に先立つ」と言われています。
心から信じて祈りましょう。 信仰の深さや大きさは人と比べることはできませんし、比べる必要もありません。 祈りは、あなたと神さまの個人的なコミュニケーションです。 あなたの心の底から全知全能の創造主、父なる神さまに祈りましょう。
いくつか例を上げてみましょう。
「天にいらっしゃる神さま。あなたのお名前をほめたたえます。」
「愛する天のおとうさま。御名(みな)を賛美します。」
「天にまします われらの父よ。あなたの栄光を賛美します。」
心を開きましょう。心を開いて、神さまに心の深いところまで探っていただきましょう。
「心を開く」という宣言を言葉の形で表しましょう。
いくつか例を上げてみましょう。
「神さま。いまあなたの前にひざまづき、心を開きます。」
「神さま。どうぞ私の心を探ってください。」
そして、その後、あなた自身の言葉で、神さまに話しかけます。 長く話しても、一言でもいいです。好きなことを好きなだけ。
正直に打ち明けましょう。
どんなみにくい姿が出てきても構いません。神さまは悔い改める心を喜ばれる方ですし、 私たちの汚れをきよめてくださる方です。 「こんなにひどいことは神さまにも言えない」というのではなく、 むしろ「自分のこここそ、神さまにきよめていただきたい」という態度で祈りましょう。
いくつか例を上げてみましょう。
「神さま。ぼくは疲れました。助けてください」
「おとうさま。元気になりました、ありがとうございます」
「主(しゅ)よ。どうしても母親を憎んでしまいます。どうしてですか」
「幸せな結婚をするために、どのようなことをすればいいでしょうか。教えてください」
「神さま。どうしても○○さんだけはゆるすことができません」
感情的には納得がいかないことでも、「こうしたほうがよい」と思うことについてはそのように宣言しましょう。
いくつか例を上げてみましょう。
「あなたは癒し主ですから、癒してくださることを信じます」
「もっとお母さんを愛することができるように助けてください」
「私の感情はさからいますが、イエスさまのお名前によって、○○さんをゆるします。○○さんをこれからもっと愛します」
「いま、不安をイエスさまのお名前で追い出します。不安よ、出て行け。不安よ、立ち去れ!」
最後に、イエス・キリストの名前で祈りを終えます。
イエス・キリストのお名前はおまじないではありません。必ずイエスさまの御名の権威を信じて祈ってください。 「試しに祈る」のではなく神さまを「信じて祈る」態度がとても大切です。
「イエスキリストのお名前によってお祈りします。アーメン」
「イエス様の御名によって、この祈りをおささげします。アーメン」
自分の信仰のなさ、信仰の薄さが気になる方は、それをも祈りましょう「信仰を与えてください」「信仰を堅くしてください」のように。
雑念が浮かんでもあまり気にせず、祈りを進めます。
祈った後、どうするの?
少しの間、じっと心の耳をすまし、お祈りを終えます。
心の中に、神さまからの答えが返ってくることもあります。 そのときには、じっとそれを聞きます。
そしてそれについて思うことがあったら、 またそれをそのまま祈ります。 これこそが「神さまとの対話」です。
祈った後、心に浮かぶ思いがすべて神さまからのものとは限りません。 注意深く吟味する必要があります。 神さまは聖書に反したことを語ることはありません
具体的な祈りの言葉
基本(イエス様がこのように祈りなさいといわれています)の祈り、毎日何度でも祈る事ができます…
「主の祈り」
天にまします われらの父よ
願わくは御名(みな)をあがめさせたまえ
御国(みくに)をきたらせたまえ
みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を今日も与えたまえ
われらに罪をおかすものを
われらがゆるすごとく
われらの罪をもゆるしたまえ
われらを試みにあわせず
悪より救い いだしたまえ
国と力と栄えとは
限りなくなんじのものなればなり
アーメン
「朝の祈り」
新しい朝を迎えさせてくださった神よ
今日一日私を照らし、導いて下さい
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように
物事がうまくいかない時でも微笑を忘れずいつも物事の明るい面を見、最悪の時にも感謝すべきものがある事を悟らせて下さい
自分のしたい事ばかりではなく
あなたの望まれることを行い
まわりの人達の事を考え
生きる喜びを見いださせて下さい
アーメン
「晩の祈り」
一日の働きを終えたわたしに、やすらかな憩いの時を与えてくださる神よ、
あなたに祈り、感謝します。
きょう一日、わたしを支えてくれた多くの人たちにたくさんの恵みをお与えください。
わたしの思い、ことば、おこない、おこたりによって、あなたを悲しませたことがあれば、
どうかおゆるしください。
明日はもっと良く生きることができますように。
悲しみや苦しみの中にある人たちを、助けてください。
わたしが幸福の中にあっても、困っている人たちのことを
忘れることがありませんように。
アーメン
「朝の祈り」と「晩の祈り」はセットです
「平安の祈」
神様、どうか私にお与えください
変えられないものを受け入れる心の平安を変えられるものを変える勇気を
そして、その違いを見極める知恵を
与えられたー一日を精―杯生きることができるように
一瞬一瞬を楽しむことができるように
苦しみは平安への通り道であることを
受け入れることができるように
たとえ自分の願い通りにならなくても
主イエスがされたように
この罪深い世界をそのまま受け入れることができるように
もしあなたの御心にゆだねるなら
あなたがすべてを正しく導いてくださることを
信じることができるように
そうすれぱ、私はこの地上において幸いな人生を送り
また天国においては、あなたと共にある最高の幸せに
あずかることができるでしょう
アーメン
祈り(力強い祈り)
天のお父様、イエスの御名によってあなたのもとへ来ます。今日のためのあなたの恵とあわれみを感謝します。あなたの恵によって肉の思いから来る行動に打ち勝つことを宣言します。不義であるがゆえに私が受け取るはずの祝福を失うことはありません。今日すべての魂の結びつきを切り離します。私はこの世の主の御心でないものは、どんなものも愛しません。ねたみの霊を縛ります。私はあなたイエスキリストに満たされています。今日の日を感謝します。落ち込みの霊を縛ります。今日、主に感謝することを選びとります。私は聖霊の宮です。私の人生においてすべて清くないものや、きよくない想いを取り除きます。お父様、あなたの栄光で私を満たしてください。主よ、私をリフレッシュさせてくださることを感謝します 。私を変えていってくださっていることを感謝します。私を愛してくださっていることを感謝します。あなたは決してわたしから離れず私を見捨てることはありませんから感謝します。どんな状況においてもあなたを賛美します。あなたは賛美をうけるにふさわしい方です、私はあなたイエス様を愛します。私の生活にあなたの栄光が注がれ、私を通してその栄光が全人類に流れていくようにさせてください。私は神に愛されているものであると宣言します。安らかに神の愛に住まうことができると宣言します。主はいつまでも私をかばいます。私は主の肩の間に住みます。
長々と読んでくださり感謝します。
神様と歩む素晴らしい人生に大いなる祝福がありますように
ハレルヤ